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マザーテレサの日(8月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日マザーテレサの日(8月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月26日は「マザーテレサの日」。今回は「マザーテレサの日」の意味や由来を解説します。

また、「マザーテレサの日」にちなんだ広報PR活動を行う効果やポイント、実際の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に出版業界の方や、偉人に関する商品を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「マザーテレサの日」の意味・由来とは?

8月26日は「マザーテレサの日」です。1910年8月26日、マザーテレサの名前で知られる偉人のアグネス・ゴンジャ・ボヤジュが生まれた日であることから、毎年8月26日が記念日とされています

マザーテレサは、世界的にも有名なカトリック信者の1人です。1997年に心臓病で亡くなるまで、数々の宣教活動を行いました。「神の愛の宣教者会」を創立し、1979年にはノーベル平和賞を受賞。

死後約1年で列福・列聖調査が開始され、6年後に福者、18年後は聖人として正式に認定されました。

「マザーテレサの日」に限定したイベント・キャンペーンはないものの、偉人を題材にした商品の広報PRに有用です。伝記や漫画作品といった商材であれば、効果的な広報活動につなげられるでしょう。

「マザーテレサの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「マザーテレサの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「マザーテレサの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「マザーテレサの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「マザーテレサの日」を元に発信をする流れ

「マザーテレサの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「マザーテレサの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「マザーテレサの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「マザーテレサの日」を広報PRに活かした事例

「マザーテレサの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「マザーテレサの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものの、マザーテレサに関するプレスリリースは、今後「マザーテレサの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.本棚になる化粧箱入りの『はじめての伝記えほん 偉人のはくぶつかん』を発売

株式会社ポプラは、未就学から小学校低学年の子どもたちに、マザーテレサをはじめとする偉人の生き方がわかりやすく親しめる『はじめての伝記えほん 偉人のはくぶつかん(全15巻)』を発売。本棚にもなる化粧箱に入っているため、プレゼントにぴったりです。

プレスリリースのタイトルにすみつき括弧で「入園のプレゼントにおすすめ」というフレーズを入れ、誰に向けて有益な情報なのかを明確にしている点がGOODポイントです。本文ではシリーズの特長を4つにまとめ、書籍から得られる体験が伝わるようになっています。記念日にちなんだ事例ではありませんが、監修者である著名人の長文のメッセージも掲載するなどし、信頼感や権威性を高めているのも参考になります。

参考:【入園のプレゼントにおすすめ】未就学児でも楽しく読める「はじめての伝記えほん」シリーズ(監修:斎藤孝)完結! 本棚になる化粧箱入り『はじめての伝記えほん 偉人のはくぶつかん(全15巻)』」が発売

事例2.「マザーテレサが母親だったら?」などAIを活用したビジネス書

クロスメディアグループ株式会社は、グループ会社である株式会社クロスメディア・パブリッシングに関する情報を公開しました。日本で初めて、AIが執筆したビジネス書『AIが「答えの出ない問題」に答えてみた。』を発売するプレスリリースです。

答えが出ない質問を100個取り上げ、国内外20人の「偉人AI」が考え方や解決策を提示するというユニークな構成が特徴。プレスリリースでは、「リンカーンが社長だったら」「マザーテレサが母親だったら」など、収録しているテーマをピックアップしています。

やや専門的な切り口が多いビジネス書ですが、誰もがイメージしやすいテーマを想定しているのがポイントです。記念日に関する事例ではありませんが、発売日に合わせてプレスリリース配信することによって、より多くの人へ認知を広めた広報PR事例といえます。

参考:「もし、聖徳太子が内閣総理大臣だったら?」現代人の悩みに「歴史上の偉人AI」が答える! 日本初、AIが執筆したビジネス書が3月24日(金)に発売!

事例3.「現代に生まれても大成功しそうな日本の偉人」の調査を実施

暮らしに役立つ情報メディア『さぶろぐ』を運営する株式会社レビューは、日本全国の20代以上の方を対象に「現代に生まれても大成功しそうな日本の偉人」についてのアンケート調査を実施したとプレスリリースで発表。1位は「聖徳太子」、2位は渋沢栄一という結果になりました。

プレスリリースでは、調査結果のグラフを大きく掲載し、偉人ごとの投票数の差が一目でわかるようにしています。投票理由もそれぞれ複数紹介し、どのような点が評価されているのかがわかりやすい構成です。

「マザーテレサの日」に関連するプレスリリースではありませんが、「偉人」を切り口にした話題づくりや、調査レポートの作成において参考になる事例です。

参考:【調査レポート】「現代に生まれても大成功しそうな日本の偉人は誰?「聖徳太子」ともう一人は?

「マザーテレサの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「マザーテレサの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

8月26日の「マザーテレサの日」は、偉人をテーマにした広報PRに活かしやすい記念日です。マザーテレサに着目したイベント・キャンペーンを実施したり、関連商品のプレスリリースを発表したりしても良いでしょう。

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