
発酵性食物繊維普及の日
5月第2日曜日は「母のウェルネスの日」。今回は「母のウェルネスの日」の意味や由来を解説します。
また、「母のウェルネスの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にギフトやウェルネスに関連する商品・サービスを展開する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
5月第2日曜日は「母のウェルネスの日」です。渋谷に集う新しいカルチャーの創発とソーシャルイノベーションで、社会課題の解決と可能性をデザインする産官学民連携組織「一般社団法人渋谷未来デザイン」が制定しました。
母親の健康(ウェルネス)に目を向けるきっかけの日とし、1年でもっとも母親が注目される「母の日」の5月第2日曜日を記念日に。専業主婦をはじめ、育休中の母親が自らの健康に意識を向ける機会が限られるという課題を解決するために、自身はもちろん、夫や子どもなど身の回りの人も一緒に、「母の日を、母の健康を想う日に。」とすることを目的としています。
「母の日」とともに、健康を意識したプレゼントになる商品・サービスのプレスリリースはもちろん、健康意識が向上するようなイベントにも絡めやすい記念日といえるでしょう。
なお、2025年の「母の日」「母のウェルネスの日」は5月11日です。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「母のウェルネスの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「母のウェルネスの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「母のウェルネスの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「母のウェルネスの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「母のウェルネスの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「母のウェルネスの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「母のウェルネスの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「母のウェルネスの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「母のウェルネスの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
渋谷区を活動拠点とし、社会的課題の解決策と可能性をデザインする一般社団法人渋谷未来デザインは、渋谷のみならず全国の母親の健康意識の向上を目指して「母のウェルネスの日プロジェクト」を始動開始。全国で初めて、「母の健康にまつわる5つの記念日」が「母の日」と同日に制定され、渋谷を含む11の団体・企業が参画する取り組みです。
プレスリリースでは、女性が健康課題に意識を向ける機会が少ないという社会背景を資料とともに提示し、続けてプロジェクトの概要を紹介しています。単なる企業・団体の記念日ではなく、母親が自身の健康に意識を向けるきっかけづくりを目指した社会的意義のあるプロジェクトです。
参考:「母の日を、母の健康を想う日に。」を目指す『母のウェルネスの日プロジェクト』が渋谷区からスタート!
株式会社阪急阪神百貨店は2025年5月11日の「母の日」に合わせ、阪急うめだ本店8階『GREEN AGE』にて、ウェルネスなギフトを特集することをプレスリリースで発表しました。期間限定で、リカバリーウェアや天然成分由来のビューティケアなど、健やかで豊かな暮らしにつながる「母の日」ギフトにぴったりのアイテムが多数登場します。
プレスリリースでは、展開する商品の一部を画像付きで紹介し、カテゴリー別にわかりやすく構成。「母の日」に合わせてウェルネスギフトにフォーカスしたこの特集は、今後「母のウェルネスの日」と連動した情報発信を行う際にも参考になる好事例です。
参考:【阪急うめだ本店】母の日に“美”と“健康”を贈る!『GREEN AGE』おすすめのウェルネスギフトを特集
一時保育検索・予約サービス「あすいく」を運営する株式会社grow&partnersは、株式会社パルコが運営する浦和PARCOにて期間限定の一時保育サービス「ハピいく」をオープン。2024年5月12日の「母の日」を含む期間中、「HAPPY MOTHER‘S DAY ウェルネス キャンペーン」を実施します。
プレスリリースでは、親も子どももハッピーになることを大切にした「ハピいく」の理念と、今回のキャンペーンの概要を掲載。また、前回のご利用者の様子がわかる画像とコメントも掲載されており、具体的な利用イメージを伝えています。母親のウェルネス支援を訴求した好例といえるでしょう。
参考:ママのウェルネスをサポート!「あすいく」が浦和PARCOに期間限定の特別一時保育サービス「ハピいく」をオープン。のんびりひとり時間の創出を後押しします
5月第2日曜日の「母のウェルネスの日」は、「母の日」同様に母親に日頃の感謝を込めたギフトが注目されやすい日です。特に、健康意識が高まる商品・サービスを展開する企業は、「母のウェルネスの日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「母のウェルネスの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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