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もったいないフルーツの日(毎月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日もったいないフルーツの日(毎月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

毎月1日は「もったいないフルーツの日」。今回は「もったいないフルーツの日」の意味や由来を解説します。

また、「もったいないフルーツの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に青果市場のフードロス削減に取り組んでいる企業の方はぜひ参考にしてみてください。

「もったいないフルーツの日」の意味・由来とは?

毎月1日は「もったいないフルーツの日」です。青果物の生産、加工、販売などを行う株式会社ドールによって制定されました。

おいしく食べられるフルーツなのに、熟しすぎや傷があることなどを理由にして捨てられるフルーツのロスをゼロにする活動を広めることを目的としています。日付は、フルーツを「1つでも多く救出する。1本も残さない。1個も無駄にしない」との思いから毎月1日を記念日として登録。

フルーツ関連の情報発信に活かしたり、食品ロスにまつわる商品・サービスを紹介したりといった広報PR施策に活用できるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「もったいないフルーツの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「もったいないフルーツの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「もったいないフルーツの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「もったいないフルーツの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「もったいないフルーツの日」を元に発信をする流れ

「もったいないフルーツの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「もったいないフルーツの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「もったいないフルーツの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「もったいないフルーツの日」を広報PRに活かした事例

「もったいないフルーツの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「もったいないフルーツの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例を紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「もったいないフルーツの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「もったいないフルーツの日」の制定をプレスリリースで発表

青果物の販売などを行う株式会社ドールは、プレスリリースで「もったいないフルーツアクション」の始動と毎月1日を「もったいないフルーツの日」に制定したことを発表しました。

「もったいないフルーツアクション」は、2021年に食品ロス削減を目的として始まった規格外のバナナを活用する「もったいないバナナプロジェクト」の取り組みの輪を、さらに拡げるためのプロジェクトです。プレスリリースでは、5つの取り組みをそれぞれ紹介。そのひとつに、「もったいないフルーツの日」を日本記念日協会に登録したことを掲載しています。。

共創型商品開発プロジェクトや記念日の制定など、フルーツロス削減へ向けた広報PRの参考事例です。

参考:“フルーツでスマイルを。”のDole 「もったいないフルーツアクション」始動!

事例2.「もったいないバナナ」の新たな活用法を募集

プラットフォームサービスの開発などを行う株式会社イロリは、クリエイターや職人のためのSNSアプリ「Crafty」で「もったいないバナナ」を活用した新商品のアイデア募集を開始。詳細をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう「もったいないバナナ」の詳細や、今回の企画の応募方法などを説明しています。製菓・製パンや飲料業界などさまざまなジャンルのクリエイターから、「もったいないバナナ」の新たな活用法を「Crafty」で募集し、興味を持った企業とユーザーをマッチング。アイデアの商品化を目指すプロジェクトであることがわかるように、画像を用いてまとめられた構成がGOODです。

記念日に直接関連した事例ではありませんが、「もったいないフルーツの日」の制定のきっかけとなった「もったいないフルーツアクション」に関するプレスリリースの配信事例です。

参考:クリエイターや職人のためのクローズドSNS「Crafty(クラフティ)」、「もったいないバナナ」を活用した商品開発アイデアの募集を開始

事例3.流通ロスになるフルーツの詰め合わせセットを販売

賞味期限の切迫やキズなどで流通ロスになってしまう商品の販売を行うソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営する株式会社クラダシは、株式会社スミフルジャパンの出品開始を発表。同時に通常ルートでは販売できないフルーツを詰め合わせた「スミフル『フードロス削減 フルーツセット』」を販売することをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、バナナやパイナップル、フルーツの加工食品が届く『フードロス削減 フルーツセット』の詳細を画像とともに紹介。出品の背景として、財務省貿易統計のデータや日本バナナ輸入組合の消費動向調査を引用し、日本でのフードロスの現状を訴えた構成がGOODです。

記念日にまつわる広報PRではありませんが、「もったいないフルーツの日」の目的とも近く、プレスリリースのまとめ方が参考となる事例ではないでしょうか。

参考:輸入フルーツの持続的なロス削減を目指しクラダシとスミフルが連携

「もったいないフルーツの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

毎月1日の「もったいないフルーツの日」は、フルーツやフルーツロスへの取り組みに注目が集まりやすい日です。

青果物の製造・販売に関わる方にとっては、「もったいないフルーツの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「もったいないフルーツの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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