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12月9日は「マウスの誕生日」。今回は「マウスの誕生日」の意味や由来を解説します。
また、「マウスの誕生日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にIT業界の方や、パソコン・マウスなどの関連商品の販売を手掛けている方は、ぜひ参考にしてみてください。
12月9日は「マウスの誕生日」です。2018年、「IT25・50」シンポジウム実行委員会によって制定されました。
日付は、1968年12月9日に「ITの父」と呼ばれるダグラス・エンゲルバート氏によって、インターネットの歴史の出発点となるデモンストレーション「The Demo」が行われた出来事にちなんでいます。
そのなかでも、専門家しか操作ができなかったコンピュータを、誰でも操作できるよう開発されたのが「マウス」。IT文化の基盤となった画期的なシステムの誕生を祝い、「ITの過去・現在・未来」について考えることが記念日制定の目的です。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「マウスの誕生日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「マウスの誕生日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「マウスの誕生日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「マウスの誕生日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「マウスの誕生日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「マウスの誕生日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「マウスの誕生日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「マウスの誕生日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「マウスの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
オフィス家具やPCアクセサリなどを幅広く製造・販売するナカバヤシ株式会社は、新商品のプレスリリースを配信しました。今回取り上げたのは、小型で軽量な設計にこだわったマウスです。
「マウスの誕生日」にちなんだ事例ではありませんが、自社ならではの独自性・新規性を豊富な写真とともに伝えたのがGOOD。小さいサイズ感がわかるよう、手に持った写真を掲載することで利用イメージを強く想起させています。
参考:電池込みでわずか47gの「小型静音3ボタンBlueLEDマウス」を新発売
エレコム株式会社は、マウスシリーズ「Precisionist(プレシジョニスト)」から新しく誕生したワイヤレスマウスのプレスリリースを配信しました。操作性を重視し、スマートで高速なスクロールを搭載した新商品です。
機能性の高さを強みとしており、具体的な利用シーンを丁寧に紹介したプレスリリース内容が特徴。記念日に関する広報PRではありませんが、発売に先駆けてプレスリリースを配信することで、メディア関係者・生活者の幅広い層にアプローチしています。
参考:一度使ったら戻れない、やみつきスマート高速スクロール!8ボタン&マルチ接続を備えた充電式ワイヤレスマウス”Precisionist”を新発売
関西電力グループの株式会社ポンデテックは、兵庫県西宮市・伊丹市で開催する「再生パソコン特別販売会」のプレスリリースを配信。使用済みのパソコンに清掃・部品交換などの処理を施し、再び使用できる中古パソコンとして提供する販売イベントです。
「マウスの誕生日」とは少し異なる事例ですが、購入特典のワイヤレスマウスにも触れて、販売会ならではの魅力を伝えています。中古品に対する不安を解消できるよう、自社事業の強みを積極的に発信したプレスリリースがGOODです。
参考:【11月イベント情報】お得な再生パソコン販売会を兵庫県西宮市と伊丹市で開催<会場限定の購入特典あり>
12月9日の「マウスの日」は、マウスをはじめとするIT周辺機器に注目が集まりやすい日です。機器の開発に携わっている方や、関連商品の販売を手掛ける企業の方にとっては特に、「マウスの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「マウスの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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