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映画の日(12月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日映画の日(12月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

12月1日は「映画の日」。今回は「映画の日」の意味や由来を解説します。

また、「映画の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に映画業界の方やエンターテインメント業界の方、動画・映像配信サービスを行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「映画の日」の意味・由来とは?

12月1日は「映画の日」です。1896年(明治29年)の11月25日〜12月1日の期間、神戸市の神戸倶楽部にて初めて映画が一般公開されました。それを記念し、映画の一般公開60周年であった1956年(昭和31年)に一般社団法人・映画産業団体連合会が制定

日付は会期中できりの良い日、という理由で12月1日が選ばれました。映画を劇場で観ることの魅力を知ってもらうことを目的としており、記念式典やトークショー、映画館の入場料割引きなどが行われています。

「映画の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「映画の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「映画の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「映画の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「映画の日」を元に発信をする流れ

「映画の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「映画の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「映画の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「映画の日」を広報PRに活かした事例

「映画の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「映画の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「映画の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「映画の日」に合わせてオールナイト上映を実施

株式会社東急レクリエーションは、12月1日の「映画の日」を記念して、ミュージカル映画3作品のオールナイト上映を「109シネマズプレミアム新宿」にて実施することをプレスリリースで発表しました。特別企画『SAION Request Collection』で上映中の『ボヘミアン・ラプソディ』『グレイテスト・ショーマン』に加え、『ラ・ラ・ランド』の3作品を坂本龍一氏監修のシアター音響で一挙に鑑賞できるイベントです。

プレスリリースの冒頭では、企画の背景やイベント概要を紹介。さらに、上映作品の詳細を、あらすじと場面画像を載せて展開することで読み手の興味・関心を高めます。最後に、こだわりの音響システムやチケット購入者限定のラウンジなどのサービスに触れているのもGOOD。記念日にちなんだイベントの広報PRの際に、参考になる事例です。

参考:【109シネマズプレミアム新宿】『ラ・ラ・ランド』『ボヘミアン・ラプソディ』『グレイテスト・ショーマン』“映画の日”当日!オールナイト上映が決定

事例2.街一体で映画を楽しめる子ども国際映画祭を開催

映画に関連する活動を行う一般社団法人キネコ・フィルムは、子ども国際映画祭「第30回 キネコ国際映画祭」を2023年11月1日から6日の期間で東京・二子玉川にて開催。二子玉川ライズや玉川髙島屋S・Cなど、二子玉川の街一帯で映画を楽しむことができます。

世界中から集められた最新映画を子どもたちの年齢に合わせたプログラムで上映する同イベント。プレスリリースでは、全世界17ヵ国から60作品を用意したコンペティション上映や多摩川河川敷での野外上映など、各コンテンツを画像とともにわかりやすく紹介。記念日に合わせたプレスリリースではありませんが、子どものいる親にうまく訴求した好事例です。

参考:街が映画館になる!子ども国際映画祭「第30回 キネコ国際映画祭」11月1日(水)〜6日(月)二子玉川にて開催

事例3.レビューサービス内の2023年上半期映画ランキングを発表

株式会社つみきが運営する映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」は、「2023年上半期 映画ランキング」「俳優、監督・脚本 人気ランキング」をプレスリリースで発表しました。Filmarksのデータをもとにランキングを算出したものです。

プレスリリースでは、ランキング項目ごとの1~10位までの作品を発表。TOP3作品については、映画のイメージを掲載し、ヒットに至った作品の魅力を紹介しています。

記念日を絡めたものではありませんが映画に関するランキングの情報発信を行う際は、「映画の日」と掛け合わせてみるのも一案です。

参考:2023年上半期 映画ランキング発表!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』、『アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~』が第1位を獲得!《Filmarks調べ》

「映画の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「映画の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

映画や映画館に関心が寄せられる「映画の日」。イベントやキャンペーンを実施したり、映画に関する調査リリースを出したりするのも一案です。

「映画の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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