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マッシュルームの日(8月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日マッシュルームの日(8月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月11日は「マッシュルームの日」。今回は「マッシュルームの日」の意味や由来を解説します。

また、「マッシュルームの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、キノコ料理の開発・提供に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「マッシュルームの日」の意味・由来とは?

8月11日は「マッシュルームの日」です。マッシュルーム専門商社として販売を担う、株式会社ワキュウトレーディングによって制定されました。

日付は、「キノコ栽培の父」と呼ばれる森本彦三郎の誕生日が1886年8月11日であることから。マッシュルームが持つ栄養素やおいしさを発信し、より多くの人々に食べてもらうのが記念日制定の目的です。

「マッシュルームの日」に特化したイベント・キャンペーンは少ないものの、マッシュルームはポピュラーなキノコの一種として広く知られています。

マッシュルームをメインとしたメニューのプレスリリースを発表したり、関連の開発・販売情報を紹介したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「マッシュルームの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「マッシュルームの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「マッシュルームの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「マッシュルームの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「マッシュルームの日」を元に発信をする流れ

「マッシュルームの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「マッシュルームの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「マッシュルームの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「マッシュルームの日」を広報PRに活かした事例

「マッシュルームの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「マッシュルームの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「マッシュルームの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.瀬戸内のグルメを豊富に使用した創作コースディナー

合同会社温故知新玉野は、同社が運営する「Restaurant “FORQ”」にて新メニューのプレスリリースを発表しました。「塩とグリルで瀬戸内の食材を味わう」というコンセプトを掲げ、旬の食材や地元の食材にこだわったコースディナーです。

岡山県産の塩や野菜、マッシュルーム、季節の果物を使ったメニューをしています。プレスリリースでは、食材のほか実際に提供するメニューの写真を掲載しているのがGOODポイント。効率的な認知拡大効果を発揮した、有用な広報PR事例です。

参考:「塩とグリルで瀬戸内の食材を味わう」フレンチとイタリアンの視点から創作したグリル料理をコースディナーとしてご提供

事例2.ご当地調味料のNO.1を決定する選手権が開催

一般社団法人日本野菜ソムリエ協会は、11月3日の「調味料の日」を記念して、調味料の魅力を社会に広めるイベント『第15回調味料選手権2024』の開催を決定したことをプレスリリースで配信。調味料NO.1を決める本イベントのエントリー受付を開始しました。

プレスリリースには、昨年が過去最高のエントリー211品が参加したこと、地域素材を活かした新しい‟食べる調味料”が上位を占めたこと、そして栄冠に輝いたのは千葉県のご当地調味料「マッシュルームイチバン」であったことを掲載。記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、「第15回 調味料選手権概要」「調味料選手権について」と順に説明した読みやすい構成がGOODです。

参考:調味料NO.1を決める「第15回 調味料選手権2024」エントリー受付スタート!

事例3.濃厚クリーミーなマッシュルームソースの「エッグハンバーグ丼」を数量限定で発売

株式会社松屋フーズホールディングスは、季節によってソースが変わる「エッグハンバーグ丼」を数量限定で販売することをプレスリリースで配信。季節によってソースを変える新企画の第一弾は、お肉とも相性抜群の濃厚クリーミーなマッシュルームソースを楽しめる「エッグハンバーグ丼」です。

プレスリリースでは、商品の写真とともに商品のこだわりを掲載。商品詳細を囲み枠を使用してわかりやすくまとめた構成がGOODです。「マッシュルームの日」にちなんだ広報PRではありませんが、マッシュルームを使ったメニューであることや数量限定であることをタイトル周りでしっかりと伝えているのが参考になります。

参考:【松屋】数量限定で登場!特製ソースの「エッグハンバーグ丼」新発売

「マッシュルームの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

8月11日の「マッシュルームの日」は、キノコの中でもマッシュルームに注目が集まりやすい日です。食品の製造に携わっている方や、マッシュルームをメインとしたメニュー開発・販売などを行う企業の方にとっては特に、「マッシュルームの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「マッシュルームの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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