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からしの日(7月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日からしの日(7月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月16日は「からしの日」。今回は「からしの日」の意味や由来を解説します。

また、「からしの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報PR事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、香辛料を中心に取り扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「からしの日」の意味・由来とは?

7月16日は「からしの日」です。1957年に設立した「全国芥子粉工業協同組合(現:日本からし協同組合)」によって制定されました。

日付は、同組合の前身となる全国芥子粉工業協同組合が、1957年7月16日に設立された出来事にちなんでいます。香辛料のひとつである「からし」の認知度を高め、バリエーション豊かな使い方を知ってもらうことが、記念日制定の目的です。

同組合は過去に、7月16日に合わせて「からしの日」にちなんだプレゼントキャンペーンを実施しました。

からしを中心とした香辛料のプレスリリースを発表したり、オリジナルレシピとしてユニークな使い方を紹介したり、多様な広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「からしの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「からしの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「からしの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「からしの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「からしの日」を元に発信をする流れ

「からしの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「からしの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「からしの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「からしの日」を広報PRに活かした事例

「からしの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「からしの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「からしの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.からしと高菜を使ったご飯のお供が販売スタート

クリエイターマネジメント事業を展開する株式会社Carry On(キャリオン)は、動画クリエイター「とっくん」のオフィシャルオンラインストアにて、新商品「からし高菜」を発売したことを発表しました。ご飯のお供やトッピングなどに活用できるメニューです。

「からしの日」に特化したプレスリリースではありませんが、からしの辛さや味にこだわって作られた点を訴求したのがGOODポイント。販売開始から数日後のタイミングで配信することで、多くの人の興味・関心を高めています。

参考:モノマネ料理YouTuber「とっくん」オリジナルのご飯のお供第2弾!とっくんのご飯のお供『からし高菜』が販売開始しました!!

事例2.トンカツを食べるときに人気の副菜をアンケート調査

株式会社レビューは、情報メディア「さぶろぐ」にて「晩御飯のおかずがトンカツで副菜に何があったら嬉しい?」の調査を実施し、レポートを配信しました。2024年5月、20代以降の男女100人を対象に行った自社調査です。

サマリーでは、トンカツの副菜として千切りキャベツが圧倒的人気を誇っていることがわかるグラフを掲載。ポテトサラダや辛子和えなど、5位以降の副菜にも触れています。「からしの日」の事例ではありませんが、アンケート調査結果をキーワードに絡めて発信する広報PR施策として参考になるプレスリリースです。

参考:【調査レポート】晩御飯のおかずがトンカツのときあったら嬉しい副菜についてアンケートを取りました!気になる1位は…?

事例3.菜の花を辛子で和えた季節限定商品を発売

イオン株式会社で弁当・惣菜専門店を展開するオリジン東秀株式会社は、期間限定商品「南房総産 菜の花の辛子和え」のプレスリリースを配信しました。春の味を楽しめる菜の花と、辛子和えを組み合わせた季節限定商品です。

こちらも「からしの日」の事例ではないものの、春ならではの季節性と、ほかの食材を組み合わせた本商品ならではの独自性を発揮したのがGOOD。プレスリリースの最後には「創業の思い」を見出しを設け、事業に対する想いを掲載することで事業の背景や魅力を伝えています。

参考:【春を味わう】「南房総産 菜の花の辛子和え」が期間限定で登場!

「からしの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

7月16日の「からしの日」は、香辛料・調味料のなかでもからしに注目が集まりやすい日です。食品の製造に携わっている方や、からしを用いたメニュー開発・提供を担っている方にとっては特に、「からしの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「からしの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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