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ナンの日(7月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ナンの日(7月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月6日は「ナンの日」。今回は「ナンの日」の意味や由来を解説します。

また、「ナンの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食店やスーパーなど食品を扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ナンの日」の意味・由来とは?

7月6日は「ナンの日」です。日本の家庭にピザを広め、ピザのパイオニアとして知られる株式会社デルソーレが2016年に制定

同社は、50年にわたってつくり続けてきたピザ生地の技術を生かし、世界各地の小麦を原料とした主食「小麦ごはん」を「世界のパンシリーズ」として展開。「ナンの日」は小麦ごはんのひとつであるナンの美味しさをPRすることが目的です。

日付は「ナ(7)ン(6)」と読む語呂合わせが由来。ナンの需要が高まる夏の始まりの時期にも合わせています。

アレンジレシピやナンにまつわる情報を紹介するなど、飲食店や食品メーカーをはじめ、さまざまな企業で広報PRに使いやすい記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ナンの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ナンの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ナンの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ナンの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ナンの日」を元に発信をする流れ

「ナンの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ナンの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ナンの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ナンの日」を広報PRに活かした事例

「ナンの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ナンの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「ナンの日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.ハンバーガーチェーンの人気商品をミールキット化

ハンバーガーチェーン「モスバーガー」を展開する株式会社モスフードサービスは、食品のサブスクサービス「Oisix」を運営するオイシックス・ラ・大地株式会社とのコラボレーション企画を発表しました。Oisixにて、ミールキット『Kit Oisix「3人前/モス監修P肉ナンタコス」』を発売。

コラボ企画第2弾となる商品で、モスバーガーが過去に販売した期間限定商品「ナンタコス」をミールキット化したのが特徴です。プレスリリースでは、第1弾が好評だったという実績にも触れたのがGOOD。「ナンの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、2つの企業がそれぞれの強みを活かして独自性・新規性を発揮した魅力的な広報PR施策といえるでしょう。

参考:期間限定で販売していた「ナンタコス」をミールキットに Kit Oisix「3人前/モス監修P肉ナンタコス」

事例2.「雑穀ミックス」販売数ランキングを発表

eBay Japan合同会社は、同社が運営するインターネット総合ショッピングモール「Qoo10」での、「雑穀ミックス」の販売数ランキングをプレスリリースにて発表しました。

冒頭では糖質を抑えながらタンパク質や食物繊維、ビタミンなどが手軽に摂れる雑穀の魅力をアピール。健康効果に訴求し関心を引いています。商品のパッケージ写真と合わせて、それぞれの商品のおすすめポイントを短く紹介しているのもGOOD。

雑穀だけでなく、「雑穀をつかった料理を盛り付けたくなる器」を紹介することで、他商品にも読み手の興味を誘導しています。

「ナンの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、広報PRやイベントの企画に参考にしてはいかがでしょうか。

参考:<Qoo10 「雑穀ミックス」販売数ランキング>1食で豊富な栄養素が摂れる!腹持ちも良い雑穀ミックスが人気

事例3.ランチから使えるお得な割引キャンペーンを開催

C-United株式会社は、同社が運営する『カフェ・ベローチェ』にて、ランチタイムから使える「割引スクラッチキャンペーン」を開催することをプレスリリースで発表しました。

会計350円(税込み)以上で、ハズレ無しの割引スクラッチカードを1枚配布。できたてパスタ、焼きたてドッグ&サンド、もちっとナンピザの計12品が、次回ご購入時最大200円引きとなるというもの。

プレスリリースでは、キャンペーンの内容を細かく紹介。クーポンやメニューの写真を複数掲載することで、店舗を知らない潜在層への認知拡大にもつなげています。

参考:『カフェ・ベローチェ』、ランチタイムからお得に!割引スクラッチキャンペーンを3月16日(木)より開催~パスタや、焼きたてドッグ&サンド、ナンピザが最大200円引き~

「ナンの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

7月6日「ナンの日」についてご紹介しました。

ナンに特化した記念日ですが、カレーなどナンに合うメニューを扱っている飲食店やスーパーなどは、ナンの日を広報PRに活かせるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ナンの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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