
生理をジェンダーレスで考える日
2月16日は「全国狩猟禁止の日」。今回は「全国狩猟禁止の日」の意味や由来を解説します。
また、「全国狩猟禁止の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に動物に関する業務を行っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
2月16日は「全国狩猟禁止の日」です。毎年2月16日から11月15日にかけては、北海道を除く全国域で狩猟が禁止されます。
地域によって前後する場合もありますが、禁止日の初日として「全国狩猟禁止の日」と呼ばれるようになりました。なお、北海道は2月1日が禁止日、9月30日が解禁日です。
日本に生息する鳥獣のうち、狩猟の対象になっているのは、イノシシ・マガモ・ミヤマガラス・タヌキ・キツネなど48種類。狩猟を行うには制限を遵守することが必要なため、動物保護や共生といった観点から、記念日を広報PR活動につなげるのも有用です。
「全国狩猟禁止の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「全国狩猟禁止の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「全国狩猟禁止の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「全国狩猟禁止の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「全国狩猟禁止の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「全国狩猟禁止の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「全国狩猟禁止の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「全国狩猟禁止の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「全国狩猟禁止の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
北海道は、2025年2月1日に開催する「ほっかいどう狩猟フォーラム2025」についてプレスリリースを配信しました。札幌市の会場にて、狩猟に関する講演やワークショップ、トークセッションといったプログラムを展開するイベントです。
「全国狩猟禁止の日」にちなんだ事例ではありませんが、イベント情報だけでなく、市・団体としての目的を明記し、社会的意義を伝えているのがGOOD。プレスリリース自体はシンプルですが、日時やプログラムの詳細がわかるポスター画像を掲載することで読み手が理解しやすい内容になっています。
参考:狩猟の魅力をまるごと紹介する【ほっかいどう狩猟フォーラム2025】2月1日(土)開催!
飲食店の経営・企画・総合プロデュースを手掛ける株式会社アドリープは、レストラン「かまど焼 NIKUYOROZU」の提供メニューについてプレスリリースを配信しました。今回紹介しているのは、期間限定で提供する「ジビエづくし牡丹鍋コース」です。
狩猟免許を持つオーナーが独自ルートで仕入れたジビエを使用しており、この時期ならではのコースメニューであることを訴求しているのが特徴。記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、店舗の利用経験がない潜在層への認知拡大も期待でき、自社ならではの独自性・希少性を知ってもらうきっかけになった好事例といえます。
参考:狩猟免許を持つオーナー厳選!今が旬のフレッシュジビエを食べ尽くす「ジビエづくし牡丹鍋コース」が冬季限定で登場
10代のための実践型教育プログラムを提供する一般社団法人・ティーンエイジャービジネス協会は、「リトル・ハンターズ・マーケット~小さな狩人たち~」と題したイベント情報をプレスリリースで公開しました。2024年11月8日から10日にかけて、害獣の狩猟やジビエ料理から命の循環を学ぶ体験型プログラムです。
プレスリリースでは、本イベントの概要と目的を明記したうえで、狩猟・加工といった工程のイメージ写真も掲載。「開催決定」を明記し、募集情報を早い段階で公開することでメディア関係者をはじめとする多くの人に活動の認知を広めた有用な広報PR施策です。「全国狩猟禁止の日」とは異なるプレスリリースですが、イベント企画の認知拡大を図った好事例として参考になるのではないでしょうか。
参考:「獲る、食べる、売る」を子供達に 狩猟と販売を体験できる一次産業教育イベント「リトルハンターズマーケット」11月8日〜10日に三重県鈴鹿市で開催決定
2月16日の「全国狩猟禁止の日」は、動物の狩猟を想起させるきっかけになる日です。狩猟に携わっている企業の方でなくとも、自然・狩猟・保護といったテーマの商材を扱う方であれば、「全国狩猟禁止の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「全国狩猟禁止の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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