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国立公園指定記念日(3月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日国立公園指定記念日(3月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月16日は「国立公園指定記念日」。今回は「国立公園指定記念日」の意味や由来を解説します。

また、「国立公園指定記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に旅行・観光業界の方や地方自治体、宿泊などの旅に関連する事業を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「国立公園指定記念日」の意味・由来とは?

3月16日は「国立公園指定記念日」です。1934年(昭和9年)のこの日、日本で初めて内務省が、瀬戸内海と雲仙、霧島の3ヵ所を国立公園に指定したことに由来しています。日本初の「国立公園」の誕生を記念した日です。

国立公園とは、環境大臣が指定した自然公園です。日本を代表する自然の景勝地で、自然公園法に基づいてその保護と利用促進を図る目的で指定されています。国定公園と国立公園の違いは、国定公園が都道府県に管理を任されるのに対し、国立公園は国が管理しているという点です。また、日本の国立公園の面積の約60%は国有地となっているのも特徴のひとつです。

「国立公園指定記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「国立公園指定記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「国立公園指定記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「国立公園指定記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「国立公園指定記念日」を元に発信をする流れ

「国立公園指定記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「国立公園指定記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「国立公園指定記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「国立公園指定記念日」を広報PRに活かした事例

「国立公園指定記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「国立公園指定記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「国立公園指定記念日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.国立公園指定90周年を記念する特別宿泊プランを発売

株式会社H.P.D.コーポレーションは、徳島県鳴門市で運営するアオアヲ ナルト リゾートにて「瀬戸内海国立公園90周年」の記念プランを提供することを発表しました。1934年に日本初の国立公園に指定され、2024年3月16日の「国立公園指定記念日」に90周年を迎える国内最大の国立公園です。

3月1日~4月26日の期間限定で提供される宿泊プランで、期間中はレンタサイクルや鯛みくじといった記念特典を付帯。プレスリリースでは、実際に体感できる景色の美しさやアクティビティなど、鳴門市エリアならではの魅力を写真でアピールしています。

参考:【瀬戸内海国立公園90周年記念】90円で楽しめる9大特典付き宿泊プラン、小学生半額&幼児無料! 「世界の宝石」と称される絶景の中で過ごす旅

事例2.絶滅危惧種やその繁殖地を守る保護プロジェクト

公益財団法人・日本野鳥の会は、2024年度からスタートする「チュウヒ保護プロジェクト」についてプレスリリースを配信しました。猛禽類の中でも絶滅の危険性が高いチュウヒと、生息地であるサロベツ原野の保全を促進するプロジェクトです。

「国立公園指定記念日」にちなんだプレスリリースではありませんが、繁殖地となっているサロベツ国立公園外の民有地が消失の危機にあること、今後は国立公園の拡張を目標に掲げていることなどを訴求。記事内にチュウヒや活動に関する情報を詳しく掲載することで、読み手が理解しやすくなっている点がGOODです。

参考:生息数わずか135つがい「チュウヒ保護プロジェクト」を2024年度より開始

事例3.リゾートホテル開業30周年を記念するおもてなしキャンペーン

自然にときめくリゾート 休暇村は、リゾートホテル「休暇村日光湯元」の開業30周年を記念し「奥日光感謝祭」を開催しました。栃木県の日光国立公園内、湯ノ湖畔に立つホテルで、5つのおもてなしを提供するキャンペーンです。

「国立公園指定記念日」の明記はないものの、国立・国定公園などに宿泊施設を展開する企業が、周年記念を組み合わせてうまく広報PRに活かした好事例といえます。豊富な写真を用意し、温泉・食事・観光などあらゆる視点から興味・関心を高めたプレスリリース内容も参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:休暇村日光湯元 開業30周年を記念した「奥日光感謝祭」を開催 5つのおもてなしでお客様をお迎えいたします

「国立公園指定記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月16日の「国立公園指定記念日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「国立公園指定記念日」には、全国の国立公園に注目が集まります。国立公園を有する地方自治体はもちろん、国内外の国立公園に関する商品やサービスがある場合は、積極的に発信するとよいでしょう。

「国立公園指定記念日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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