立冬
4月29日は「ナポリタンの日」。今回は「ナポリタンの日」の意味や由来を解説します。
また、「ナポリタンの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントもご紹介。実際に広報PRに活かしている広報事例と、魅力的な活動内容もピックアップしています。
広報やマーケティングネタを探している方、特にパスタやケチャップといった商品を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「ナポリタンの日」の意味・由来とは?
4月29日は「ナポリタンの日」です。「カゴメトマトケチャップ」を販売するカゴメ株式会社が、ナポリタンを盛り上げるために制定しました。
日付は、昭和時代から親しまれてきた洋食メニューであることから、4月29日の「昭和の日」にちなんで発案。カゴメ株式会社は、記念日制定を記念して特設サイトをオープンしたり、ナポリタンの惣菜取扱い店を紹介したりといった企画も行いました。
2019年以降も、カゴメ株式会社を筆頭にさまざまなプロジェクトが実施されています。
記念日は、2018年に一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「ナポリタンの日」をきっかけに広報PR活動する効果
「ナポリタンの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ナポリタンの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ナポリタンの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ナポリタンの日」を元に発信をする流れ
「ナポリタンの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ナポリタンの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ナポリタンの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ナポリタンの日」を広報PRに活かした事例
「ナポリタンの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ナポリタンの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。
事例1.オリジナルグッズが当たるTwitterキャンペーンを「ナポリタンの日」に合わせて開催
株式会社パンチョは、2023年4月29日の「ナポリタンの日」にちなんだキャンペーンを開催しました。4月26日から5月2日の期間中にTwitterでハッシュタグ投稿をツイートすると、注染で「秘密のチケット入り、パンチョオリジナルポーチ」が当たる企画です。
今回のキャンペーン情報だけでなく、同社が強みとするスパゲッティーの料理風景や、商品画像をビジュアルで紹介しているのがGOODポイント。キャンペーンとともに、視覚的にアプローチして認知拡大効果を高めています。
参考:4月29日は「ナポリタンの日」あなたのナポリタンの思いや思い出を聞かせて! Twitterキャンペーンを開催
事例2.人気メニューの食品サンプルを簡単に作れるキットを発売
株式会社宝島社は、『喫茶店さぼうる監修 手作りナポリタン 食品サンプルキットBOOK』のプレスリリースを公開しました。東京都・神保町の人気喫茶店「さぼうる」が監修した、手軽に食品サンプルが作れるキットです。
皿やカラー液、硬化剤といった道具がそろっており、レシピ通りに盛り付けて完成させる簡単さを強みとしています。パッケージ写真とキット内容、作り方のイメージ写真を紹介したプレスリリース内容がGOODです。
参考:【神保町の人気喫茶店】「さぼうる」名物メニュー・ナポリタンの食品サンプルが作れるキットが4/10発売!
「ナポリタンの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
4月29日の「ナポリタンの日」には、パスタをはじめとする食品関連の広報PR活動ができます。ナポリタン以外のパスタメニューを載せたり、ナポリタンに使う材料を紹介したりしても良いでしょう。
また、「ナポリタンの日」にまつわる調査リリースを実施するのも一案です。日本人にとって馴染み深い洋食メニューのひとつでもあるため、老若男女問わず幅広いターゲットを想定した企画を考えていきましょう。
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