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ネルソン・マンデラ・デー(7月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ネルソン・マンデラ・デー(7月18日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月18日は「ネルソン・マンデラ・デー」。今回は「ネルソン・マンデラ・デー」の意味や由来を解説します。

また、「ネルソン・マンデラ・デー」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に社会奉仕活動を積極的に行っている企業やイベント企画を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「ネルソン・マンデラ・デー」の意味・由来とは?

7月18日は「ネルソン・マンデラ・デー」です。2009年に国際連合が創設した国際デーのひとつで、反アパルトヘイト運動を主導した南アフリカ共和国の政治家ネルソン・マンデラ氏が生まれた日に由来しています。

ネルソン・マンデラ氏の67年間の政治生活にちなみ、少なくとも67分間の社会奉仕活動を行うように世界中の人々に呼びかけが行われており、他者に尽くすための時間を取ることで、自分たちのコミュニティーに変化をもたらすことを目的としています。

2015年には国連総会にて「ネルソン・ホリシャシャ・マンデラ賞」が創設され、5年に1度「献身と勤勉と思いやりの心をもってマディバの遺産をさらに発展させた男女2人」にこの賞が贈られています。また、毎年この日には世界中で社会奉仕活動やイベントなどが行われています。

「ネルソン・マンデラ・デー」をきっかけに広報PR活動する効果

「ネルソン・マンデラ・デー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ネルソン・マンデラ・デー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ネルソン・マンデラ・デー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ネルソン・マンデラ・デー」を元に発信をする流れ

「ネルソン・マンデラ・デー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ネルソン・マンデラ・デー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ネルソン・マンデラ・デー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ネルソン・マンデラ・デー」を広報PRに活かした事例

「ネルソン・マンデラ・デー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ネルソン・マンデラ・デー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップ。アパルトヘイトに関連する事例や社会奉仕活動に関する事例をGOODポイントとともに紹介します。

事例1.「ネルソン・マンデラ・デー」に社会奉仕活動を実施

東京都町田市役所は、2024年7月18日の「ネルソン・マンデラ・デー」に関するプレスリリースを配信しました。記念日に合わせて、南アフリカ共和国との交流事業とし、町田リス園にて「67分間の奉仕活動」を実施します。

プレスリリースには2023年度に行った同イベントの景観や参加した外交官など様子を写真で紹介。開催前のイベントも過去の写真でイメージを伝えているのがGOODポイント。活動概要や町田市についての情報をわかりやすくまとめている点も参考になります。

参考:【東京都町田市】「ネルソン・マンデラ国際デー」に南アフリカ共和国との交流事業を実施します

事例2.ネルソン・マンデラ氏を題材にした映画作品が放送決定

洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」を運営するAXN株式会社は、「WB100周年連動企画」の第3弾として放送する作品をプレスリリースで発表しました。クリント・イーストウッド監督が手掛けた映画の中から、7作品をセレクトして放送。

「ネルソン・マンデラ・デー」にちなんだプレスリリースではありませんが、ネルソン・マンデラ元大統領とラグビーを題材にした作品「インビクタス/負けざる者たち」もセレクトしています。記念日のキーワードに絡める参考事例としてはもちろん、作品画像とあらすじをうまく構成して認知拡大につなげた広報PR施策としても参考になるのではないでしょうか。

参考:クリント・イーストウッドの監督作品から名作をセレクト!【WB100周年連動企画】生ける伝説

事例3.SDGs推進研究大学が特別講演会を開催

国立大学法人岡山大学は、国連平和大学での「ローマクラブ年次総会2022」についてプレスリリースを配信しました。岡山大学の横井上席副学長が同会に出席し、岡山大学・国連貿易開発会議(UNCTAD)特別講演会を開催。

2023年の年次総会では、ネルソン・マンデラ氏と共に人権渇仰を行ったマンフェラ・ランフェレ氏をはじめ、多数の有識者が出席した旨を紹介。誰でも参加できる特別講演会について訴求することで、関係者以外への認知拡大効果を発揮した広報PR事例です。

参考:【岡山大学】横井上席副学長 国連平和大学での「ローマクラブ年次総会2022」に招待出席 ~岡山大学・国連貿易開発会議(UNCTAD)特別講演会を開催します〔1/31,火〕

「ネルソン・マンデラ・デー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ネルソン・マンデラ・デー」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「ネルソン・マンデラ・デー」にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、ボランティアやチャリティに関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、自社が取り組んでいる独自の社会奉仕活動がある場合は、積極的に発信するとよいでしょう。

「ネルソン・マンデラ・デー」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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