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ネッシーの日(6月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日ネッシーの日(6月9日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

6月9日は「ネッシーの日」。今回は「ネッシーの日」の意味や由来を解説します。

また、「ネッシーの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に出版業界の方や、公式キャラクターの設置を検討している企業は、ぜひ参考にしてみてください。

「ネッシーの日」の意味・由来とは?

6月9日は「ネッシーの日」です。1933年のこの日、イギリス・スコットランドのネス湖に巨大な怪獣が棲むという記事が写真とともに新聞に掲載されたことに由来しています。

ネッシー(Nessie)は、未確認動物「ネス湖の怪獣(Loch Ness Monster)」の通称。未確認動物の代表例として世界的に知られ、20世紀最大級のミステリーとして語られてきました。日本でも1970年代後半のブーム以降、ネッシーのような未確認生物の目撃情報がたびたび報告されています。

記念日の制定機関などは不明ですが、いまだにネッシーを扱った雑誌や企画は少なくありません。

「ネッシーの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ネッシーの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ネッシーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ネッシーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ネッシーの日」を元に発信をする流れ

「ネッシーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ネッシーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ネッシーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ネッシーの日」を広報PRに活かした事例

「ネッシーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ネッシーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントをご紹介。「ネッシーの日」に直接関係する事例ではないものの、ネッシーを含む未確認生物などの事例をまとめています。

事例1.オカルトブームの歴史50年を振り返る共同イベントを開催

キャラクターグッズの企画・制作やイベント運営事業などを手掛ける株式会社CRAZY BUMPは、株式会社エニーと共同で実施する「都市伝説展~みんなのオカルト50年史~」のプレスリリースを配信しました。1973年に始まったとされる第1次オカルトブームから50年目の2013年、歴史を振り返る期間限定の展覧会です。

「ネッシーの日」に関する事例ではありませんが、都市伝説やオカルトといったテーマに限定し、コアなファンに向けてプログラムを展開したユニークな事例。プレスリリースでは販売グッズの写真なども掲載し、メディア関係者を含む多くの人の関心を高めています。

参考:怪談、UFO、未確認生物、心霊写真、呪物・・・オカルト50年の歴史を振り返る展覧会「都市伝説展~みんなのオカルト50年史~ in 横浜」2023年12月、マルイシティ横浜にて開催決定

事例2.webコンテンツの1周年に合わせてプレスリリースを配信

月刊誌『ムー』を発刊する株式会社ワン・パブリッシングは、「webムー」の公開1周年をプレスリリースで発表。「SmartNews」でのチャンネル開設でランキング上位を獲得した実績や、人気記事ランキングなどを紹介しています。

「ネッシーの日」のプレスリリースではありませんが、未確認動物や超科学といったテーマを取り扱うコンテンツならではの独自性を訴求したのがGOODポイントです。周年記念を積極的にアピールすることで、新規層の獲得にも効果が期待できます。

参考:月刊「ムー」の公式サイト「webムー」が1周年!!

事例3.四国のUMAを取り上げた3社共同企画を水族館で展開

株式会社四国水族館開発は、香川県の四国水族館にて、特別企画展「四国のUMA(未確認動物)たち~河童・人魚・ツチノコの謎に迫る~」を開催しました。月刊誌『ムー』と、フィギュア制作メーカーの株式会社海洋堂の3社によるコラボレーション企画です。

四国エリアのUMAにスポットを当て、ツチノコや河童、人魚といった未確認動物のフィギュア・パネルなどを展示。こちらも「ネッシーの日」のプレスリリースではありませんが、展示内容をイメージしやすい写真を掲載したり、期間限定グッズを紹介したりすることで視覚的にアプローチした好事例です。

参考:水族館にUMA出現⁉月刊ムー×海洋堂×四国水族館コラボ特別企画展「四国のUMA(未確認動物)たち~河童・人魚・ツチノコの謎に迫る~」を開催【期間:2023年7月14日(金)~10月31日(火)】

ネッシーの日をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ネッシーの日」に合わせたキャンペーンは少ないですが、未確認生物やネッシーに近いキャラクターなどを扱う企業の取り組みを紹介しました。

ネッシーに関連する製品やサービスの提供を検討している企業は、記念日に合わせたイベントなどを企画し、プレスリリースを配信するのも一案です。

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