
緑茶の日
5月18日は「ネット生保の日」。今回は「ネット生保の日」の意味や由来を解説します。
また、「ネット生保の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に生命保険業界の方や、保険募集パートナー事業などを行っている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
5月18日は「ネット生保の日」です。ライフネット生命保険株式会社が2008年5月18日の営業開始日を由来に制定。
手頃な保険料とインターネットからいつでも申し込みできる「ネット生保」を広く周知し、生活者の生命保険加入方法の選択肢を増やすことを目的としています。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「ネット生保の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ネット生保の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ネット生保の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ネット生保の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ネット生保の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ネット生保の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ネット生保の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ネット生保の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。いずれも5月18日の記念日に合わせたプレスリリースではないものの、今後「ネット生保の日」を活用した広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるのではないでしょうか。
ライフネット生命保険株式会社は、株式会社カカクコム・インシュアランスが主催する「価格.com保険アワード2024年版」にて、定期死亡保険が1位を受賞したことをプレスリリースで発表しました。2024年で8年目となる受賞で、ほかに就業不能保険や終身医療保険の実績も紹介しています。
プレスリリースでは各保険を見出しに分けて、イメージイラストともに特徴をピックアップ。「ネット生保」の事例ではありませんが、プレスリリースで積極的に功績を発信することで、潜在層への認知拡大・興味関心につなげた好事例です。
参考:ライフネット生命保険 『価格.com保険アワード2024年版』で定期死亡保険「かぞくへの保険」が8年連続第1位を受賞
ジェイアイ傷害火災保険株式会社は、ネット専用海外旅行保険「t@biho」のプレスリリースを配信しました。新型コロナウイルスの影響で案内を中止していた、保険利用者向けの割引券などを再開するお知らせです。
対象の契約者・被保険者には、免税店の割引券が付与されたり専用ポイントを獲得できたりといったメリットがあります。こちらも「ネット生保の日」のプレスリリースではありませんが、ネット専用海外旅行保険であること、お得な情報であることなどからニュース性と独自性をアピールした広報PR施策です。
参考:ネット専用海外旅行保険「t@biho」が韓国旅行の契約者・被保険者を対象に特典サービスを4月18日より再開
Sasuke Financial Lab株式会社は、保険の一括比較・見積もりサイト「コのほけん!」にて、人気の保険ランキングを発表しました。2024年3月、サイトの訪問ユーザーの申込数・保険会社遷移数をもとに算出された5月期の調査レポートです。
プレスリリースでは調査概要をまとめたうえで、医療保険・がん保険・緩和医療などカテゴリに分けてランキングをピックアップ。比較的シンプルな構成ですが、1~3位の保険会社がわかりやすく紹介されているため、読者の関心を引く効果も期待できます。「ネット生保の日」の事例ではないものの、関連性の深いコンテンツや調査レポートの一例として参考になるのではないでしょうか。
「ネット生保の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
インターネットで生命保険を販売している企業や保険募集パートナー事業を行っている企業は、5月18日の「ネット生保の日」に合わせた企画を検討してみてはいかがでしょうか。記念日に合わせたキャンペーンや調査リリースを配信するなど、さまざまな広報PR活動が実施できるでしょう。
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