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煮干の日(2月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日煮干の日(2月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

2月14日は「煮干の日」。今回は「煮干の日」の意味や由来を解説します。

また、「煮干の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、飲食店を運営する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「煮干の日」の意味・由来とは?

2月14日は「煮干の日」です。「に(2)ぼ(1)し(4)」の語呂合わせから全国煮干協会が1994年に制定。「1」の形が棒のように見えることから、「1」を「ぼ」と読ませています。

かつお節と並び出汁を取るために欠かせない存在であるほか、そのまま食べてもおいしい煮干。そんな煮干を食べ、元気になってもらおうという意図が込められています。

「煮干の日」に特定のイベントなどが開催されているわけではありませんが、バレンタインデーと同じ2月14日という意外性から、ネット上を中心に一部で話題となることも多い記念日です。

「煮干の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「煮干の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「煮干の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「煮干の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「煮干の日」を元に発信をする流れ

「煮干の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「煮干の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「煮干の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「煮干の日」を広報PRに活かした事例

「煮干の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「煮干の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「煮干の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.国産素材を活かした骨育と腸活が捗るお菓子を新発売

菓子の販売・卸売を行う株式会社MDホールディングスは、現代人に不足しがちなカルシウムと食物繊維を手軽に摂取できる、国産の素材を活かした「おからいわしせんべい」を全国で発売。詳細をプレスリリースで発表しました。

国産いわしの煮干しを砕いた粉末と、京とうふ藤野のおから粉末を使用したひとくちサイズのお煎餅で、カルシウムが312mg、食物繊維が7.1gがたっぷり含まれているのが特長です。

プレスリリースのアイキャッチには、商品の魅力がひと目でわかるイメージ写真を掲載。使用している素材へのこだわりを丁寧に紹介している点もGOODです。「煮干しの日」にちなんだ発信ではありませんが、「煮干し」に関連する商品を発売する際に参考になる事例です。

参考:骨育と腸活が捗る!国産素材を活かしたお菓子『おからいわしせんべい』が新発売

事例2.五島列島産の煮干しを使用した期間限定メニューを発売

株式会社エムピーキッチンは、同社が運営する『つけ麺専門店 三田製麺所』にて、長崎県・五島列島産の煮干しを贅沢に使用した「濃厚 煮干しつけ麺」を期間限定で発売。

煮干しの生産量全国1位を誇る長崎県の最西端に位置する魚介類の宝庫、五島列島沖で水揚げされた上質なカタクチイワシの煮干しを使用しています。

プレスリリースでは、実際に提供されるメニューを使ったビジュアルや、麺やスープに対するこだわりを写真を添えて紹介している点がGOOD。「煮干しの日」に関するプレスリリースではありませんが、期間限定メニューや店舗概要が簡潔にまとめられた構成が参考になる広報PR事例といえるでしょう。

参考:【三田製麺所】秋の風物詩!9月17日発売「濃厚 煮干しつけ麺」

事例3.「第83回ジャパン・フード・セレクション」でグランプリを受賞

株式会社和ゑ鶴は、一般社団法人フードアナリスト協会主催の「第83回ジャパン・フード・セレクション」において、初エントリーで最高位の『グランプリ』を受賞したことをプレスリリースで発表。

鹿児島県枕崎産の国内最高峰のかつお節を中心に、日本全国から集めた厳選素材の“調和”に徹底的にこだわった化学調味料無添加で仕上げた削りぶしです。

プレスリリースでは、高級感あふれるアイキャッチのほかに、調理例の写真などを複数掲載。商品の魅力や活用方法がひと目でわかる構成になっています。審査員に評価されたポイントや受賞コメントなどが掲載されている点もGOOD。「煮干しの日」に関連した発信ではありませんが、自社の強みを活かした専門店ならではのこだわりが伝わるプレスリリースです。

参考:マルトモ「煮干し削っちゃいました 100g」全国水産加工業協同組合連合会会長賞 受賞!

「煮干の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「煮干の日」は、煮干に注目が集まり、和食や出汁を想起させるきっかけになる日です。

飲食店を運営する企業の方や、日本食の製造・販売に携わる企業の方にとっては特に、「煮干の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「煮干の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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