月ロケットの日
11月22日は「いいブーブーの日」。今回は「いいブーブーの日」の意味や由来を解説します。
また、「いいブーブーの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に自動車業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「いいブーブーの日」の意味・由来とは?
11月22日は「いいブーブーの日」です。中古車販売の「Gulliver(ガリバー)」などを運営する株式会社IDOMが、「車を資源として捉え、最大活用する」という概念を普及させ、車資源の最大活用を通して持続可能な社会を実現することを目的に制定した記念日です。
日付の由来は、「いい車だな」と大事にしてほしいという思いから、愛着を込めてブーブーと呼び、「いい(11)ブーブー(22)」と読む語呂合わせに。
車関連での情報発信に活かしたり、中古車に関するサービスを紹介したりといった広報PR施策に活用できるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「いいブーブーの日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「いいブーブーの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「いいブーブーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「いいブーブーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「いいブーブーの日」を元に発信をする流れ
「いいブーブーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「いいブーブーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「いいブーブーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「いいブーブーの日」を広報PRに活かした事例
「いいブーブーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「いいブーブーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「いいブーブーの日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。
事例1.クルマの魅力を再発見してもらうため「いいブーブーの日」を制定
中古車の販売・買取を行う「カリバー」を運営する株式会社IDOMは、11月22日を「いいブーブーの日」と制定したことをプレスリリースで発表しました。創業30周年を機にクルマの魅力を再発見してもらうことを目的として、新たなミッションステートメントを通じて、顧客体験価値と企業ブランドを伝えています。
プレスリリースでは、記念日を制定した背景や目的を丁寧に説明することで、読み手からの共感を得られるよう工夫されています。さらに、創業30周年に合わせて新たなミッションやブランド価値を発信しており、メッセージ性の高さもGOODポイント。親しみやすい語呂合わせを活用して記念日を覚えやすくする工夫も参考になる広報PR施策です。
参考:11月22日(金)は「いいブーブーの日」!クルマの魅力を再発見する記念日として、中古車の「ガリバー」が制定
事例2.3社共同事業として宮古島にレンタカーモールをオープン
自動車の出張整備サービスを全国展開する株式会社Fixxは、アルパインニューズ株式会社とO-NAZ株式会社との共同事業として、「アルスタレンタカーモール宮古島」をオープンすることをプレスリリースで発表。観光客増加と地域課題解決を目指すレンタカーモールです。
プレスリリースには3社共同事業としてオープンした背景を3つの項目に分けて展開。課題に合わせた写真を活用して、丁寧に説明された構成がGOODポイントです。
記念日に合わせたプレスリリースの配信ではありませんが、車に関する地域密着型の取り組みがよく伝わる参考事例です。
参考:宮古島にレンタカーモール誕生!3社共同事業で観光客増加と地域課題解決を目指す
事例3.テスラ車両の1週間無料貸し出しなどが当たるキャンペーン開始
Tesla Japan合同会社は、家庭用蓄電池Powerwallや太陽光発電システムなどの無償設置と、テスラ車両の無償貸し出しが当たるキャンペーンを開始したことをプレスリリースで配信しました。
プレスリリースでは、キャンペーン内容を各製品の特長を写真とともにわかりやすく紹介。車に特化した内容ではないものの、テスラ車両の魅力が伝わる構成が参考になります。さらに、テスラのミッションである「持続可能なエネルギーへの移行」が随所に盛り込まれている点もGOOD。
「いいブーブーの日」に絡めた事例ではありませんが、キャンペーンをフックにブランドのミッションや理念を広く届けた好事例です。
参考:テスラ家庭用蓄電池Powerwall、太陽光発電システム、テスラウォールコネクターのご自宅への無償設置と、テスラ車両の1週間無償貸し出しがセットで当たるLive on Sunshineキャンペーン開始
「いいブーブーの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
11月22日の「いいブーブーの日」は、車に注目が集まるきっかけになる日です。
車の製造・販売に携わる企業の方や、モビリティサービス・自動車保険サービスなどを運営する企業の方にとっては特に、「いいブーブーの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「いいブーブーの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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