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Instagramで企業アカウントはどう活用する?作成方法から運用まで、成功する5つのポイントを紹介

最近、多くの企業が取り入れはじめているInstagramの企業アカウント。比較的新しいプラットフォームで、どうやって活用すればいいか分からないという方もいるかもしれません。この記事では、一体どんな活用方法があるのか、何に注意すればよいのか、運用成功のためのポイントをご紹介します。

Instagramで企業アカウントはどう活用したらいいの?作成する目的は?

Instagramの企業アカウント運用で大切なのは、運用の目的を明らかにしておくことです。目的の定め方とともに、目的に応じた効果を得るために必要な活用方法のポイントも確認してください。

1.認知度の向上

Instagramで企業アカウントを運用する目的のひとつが、企業やサービスの認知度の向上です。企業アカウントを作成するプラットフォームといえば、従来はFacebookやTwitterが取り沙汰されることが多かったのですが、2018年頃からInstagramのMAU(※1)が顕著に伸びており、多くのユーザーに企業やサービスを認知してもらうのに有効なプラットフォームとなっているためです。

また、Instagramそのものには投稿シェア(リポスト)機能はないものの(※2)、@メンション(アカウントID)によるタグ付けやFacebook・Twitterなどの他SNSへの同時投稿の機能を使えば、投稿の拡散が可能です。

プラットフォームとしての成長性と拡散性を活用できれば、認知度向上に寄与できるでしょう。

参考:https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/

※1 MAU=Monthly Active User(マンスリーアクティブユーザー)
※2 リポストアプリを使用すればシェア可能

2.ユーザーとのコミュニケーション

Instagramの企業アカウントを運用する
wichayada suwanachun / Shutterstock.com

カジュアルなコミュニケーションを楽しみながらアカウントのファンを増やすのも、Instagramの運用目的のひとつです。投稿へのコメントを通じたコミュニケーションはもちろんのこと、ストーリーズの投票やアンケート機能、ライブ配信へのコメントを用いた「ユーザー参加型」のコミュニケーションを取れるのがInstagramの特徴です。

特に、ストーリーズでの投票やアンケートには多くのユーザーが気軽に参加してくれる傾向にあります。24時間で自動的に消えてしまうストーリーズだからこそ、参加に気軽さがあるのかもしれませんね。

3.ビジュアルによる世界観の発信

ビジュアルを通してユーザーに抱いてほしい世界観やイメージを発信することも、Instagramでの企業アカウント運用の目的になり得ます。

Instagramは、写真と動画を中心に構成されるSNSです。FacebookやTwitterの場合は「テキストでどう魅せるか」を中心に投稿を組み立てますが、Instagramの場合は「ビジュアルでどう魅せるか」が最重要と言っても過言ではありません。

写真や動画の質感、色味、雰囲気に一貫性を持たせ、しっかりとビジュアルによる世界観づくりが出来るよう意識することが大切です。

Instagramの企業アカウントの作成方法は?

Instagramでは個人アカウントの他に、「ビジネスアカウント」が用意されています。企業アカウントを作成する際は、こちらを利用しましょう。ビジネスアカウントと言っても、作成は難しくなく、手軽に作成できるので安心してくださいね。詳細はInstagramの公式ページで確認できます。

【ビジネスアカウントの作成方法】

  1. Instagramアプリをダウンロード
  2. メールアドレスかFacebookアカウントで登録
  3. 無料のビジネスプロフィールを設定

参考:https://business.instagram.com/getting-started?locale=ja_JP

Instagramの企業アカウントのKPIは?

Instagramでの企業アカウント運用によってどんな効果が得られたのかを振り返るために、アカウントの運用開始前に必ずKPIを設計しておきましょう。KPIはアカウント運用の目的によって異なるので、目的と照らし合わせてどの指標が最適なのかを検討してくださいね。

【KPIの例】

  • フォロワー数
  • いいね数
  • コメント数
  • ストーリーズの閲覧数
  • リンククリック数
  • エンゲージメント率
  • プロフィール画面の閲覧数

Instagramの企業アカウントを運用・活用するときの5つのポイント

先述のとおり手軽に作成できるInstagramの企業アカウントですが、運用開始の前に定めておきたい5つのポイントがあります。効果を最大化するためにも、必ず確認しておきましょう。

1.更新頻度を定める

フィード(通常の投稿)とストーリーズのそれぞれについて、更新頻度を定めましょう。ポイントは次の3つです。

  1. 投稿がよく見られる曜日と時間帯を押さえる:インプレッションが多いのは7:00〜9:00、19:00〜24:00。アクション率が高いのは土曜日の夜、日曜日の夜、月曜日の朝。
  2. エンゲージメントを最大化する:Instagramのフィードはユーザーのエンゲージメントが高い投稿が優先表示されるため、1投稿あたりのエンゲージメントを最大化することが重要。エンゲージメントが分散しないよう、フィードの投稿数は1〜3投稿/投稿程度にする。
  3. ストーリーズを活用する:フィードの投稿数が限られる分、ストーリーズを活用する。投票やアンケート機能を用いたユーザーとのコミュニケーションも有効。フィードにはハイパーリンクを記載できないが、ストーリーズにはハイパーリンクを設置可能(※)なので自社サイトへの流入も確保できる。

参考:https://visual-shift.jp/15312/

※ビジネスアカウントのフォロワー数が1万人を超えている場合に限る。

2.世界観を統一する

ひとつのアカウントの中で雰囲気がバラバラな投稿があると、ユーザーはそのアカウントに対するイメージを固定することができず、戸惑ってしまいます。結果的にアカウントのファンが増えない、ということにもなりかねません。

投稿画像を撮影している

世界観を統一するためにも、写真や動画の質感、色味、雰囲気に一貫性を持たせることを意識しましょう。どうしても雰囲気の異なる投稿をしなければならない時は、思い切ってアカウントを分けてしまうのもひとつの手ですよ。

3.UGCを活用する

UGCとは、「User Generated Contents」=ユーザーによって作られるコンテンツのこと。Instagramにおいては、自社の製品やサービスに言及しているユーザーの投稿を自社アカウントでリポストする活用方法が一般的です。

あらかじめ宣伝費を支払うPR投稿ではなく、あくまでユーザー自身が能動的に発信する「クチコミ」であるため、ヤラセ感のないUGC活用が可能です。フィードでもストーリーズでも活用可能なので、ぜひトライしてみてください。

4.トレンドのハッシュタグを活用する

フィードとストーリーズでのエンゲージメント向上にチャレンジしても、一度に多くのユーザーの目に触れるのは難しいもの。そんな時は、ハッシュタグを活用しましょう。

自社のオリジナルハッシュタグを付けたくなってしまうものですが、それでは一部のユーザーにしか認知してもらえません。Instagramではそれぞれのハッシュタグの投稿数を確認できるので、まずは投稿数の多いハッシュタグから自社の投稿に関連するものをいくつかピックアップし、多くのユーザーに認知してもらいましょう。

5.ストーリーズの新規機能を活用する

Instagramのストーリーズでは、比較的高い頻度で新規機能がリリースされます。

新規機能のリリース時にはInstagram公式アカウントがストーリーズを更新するので、見逃さないようにしましょう。また、日本よりも先に海外で新機能がリリースされることもあるので、英語の情報にも触れておくと良いかもしれません。

先述の投票やアンケートの他、フィルターやGIF、カウントダウン、クイズなどストーリーズで活用できる機能は豊富なので、日頃から使用して常に最新の機能に触れておくのがおすすめです。

企業のInstagramアカウントの成功事例 

成功事例を共有している
  • 【ファン獲得】北欧、暮らしの道具店
    インテリア雑貨やファッション小物などのECサイトである「北欧、暮らしの道具店」。特徴的なのは、「らしさ」によって着実にファンを増やしていることです。ナチュラルで柔らかいトーンの写真をメインに、投稿の文章もInstagramでは珍しく比較的長い「読み物」としての構成を取っています。プロフィールのハイライトを活用したコンテンツ誘導も参考にしたいポイントです。
  • 【世界観の統一 / ストーリーズの活用】Relux
    国内の旅館・ホテルの予約アプリである「Relux」では、メインのアカウント @relux_jpの他に @relux_ryokan / @relux_resort / @relux_trip / @relux_hotel / @relux_design の5つの姉妹アカウントを運用しています。アカウントごとに投稿の世界観を統一してエンゲージメントを最大化しています。また、ストーリーズの新規機能も積極的に活用しているのも特徴的です。
  • 【UGCの活用】fifth
    ファッションECのfifthの特徴は、ライブ配信による販促とリポストも取り入れた投稿です。ライブ配信ではスタッフ自らが商品を着用してレビューを行い、販売につなげています。また、ユーザーが商品を着用した投稿をリポストすることで、リアルなクチコミも拡散させています。
  • 【ハッシュタグの活用】シルバニアファミリー
    玩具メーカーのシルバニアファミリーでは、オリジナルのハッシュタグを用いたキャンペーンやフォトコンテストを定期的に実施しています。キャンペーンは、シルバニアファミリーアカウントのフォロー&ハッシュタグ付き投稿のみでエントリーできるものが中心。ユーザーが気軽に参加できる設計で、フォロワー数向上やエンゲージメント向上に寄与しています。

サービスに合ったSNSで発信しよう

様々な企業やサービスが活用を始めている、Instagram。その特徴や運用のポイントをご紹介してきました。

ビジュアルによる世界観づくりや多くの新規機能などを活かして、工夫次第で様々な運用を楽しめるInstagramですが、自社のサービスとマッチするかは精査が必要です。無理にInstagramの運用を推し進めるのではなく、TwitterやFacebookなどの他のSNSの活用も視野に入れて、自社にマッチする情報発信の方法を見つけてくださいね。

(編集:PR TIMES MAGAZINE編集部)

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この記事のライター

三寳 里菜

ライター・編集者。2013年、大学在学中に旅行系ITベンチャーに入社し、現在まで約6年にわたりコンテンツ責任者・広報・PR・組織開発を担当。それぞれのフィールドでの経験を活かして、「読みやすく、分かりやすく、伝わりやすいコンテンツ」づくりに取り組んでいます。ハウツーからイベントレポート・インタビューまで、様々なコンテンツ制作が得意です。

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