Twitterがバズった後にすぐ対応したい6つのこと&気を付けたいこと

自社のTwitterアカウントの運用は、もはや多くの企業で自然に取り入れられている広報活動の手段のひとつです。Twitterの拡散機能を活用し、いわゆるバズった状態を目指すものの、狙ってバズることは難しいのに対し、特に狙ったわけではないツイートが何かしらの拍子に拡散され、突然バズることは少なくありません。 

では、突然バズった場合には、広報としてどう対応するのがよいのでしょうか。

本記事では、自社ツイートがバズったとき、広報担当者が取るべき対応6つと、その際に気を付けたいことをご紹介します。

そもそも、バズったとはどういう状態?

そもそもバズという言葉は英単語のBuzzに由来しており、流行っている、みんなが話題にしているという意味を持っています。

「バズる」という言葉自体は、IT用語としてもともとマーケティング業界を中心に使われていた用語です。2005年あたりからIT業界以外でも使われるようになり、2017年の12月頃からは一般的にも使われる言葉となりました。

Twitterでの一般的なバズの基準は、1日〜3日の短期間で1万以上のリツイート数といいね数があることが目安です。1万を超えるとWebメディアの目に留まりやすくなり、Webメディアで紹介されることで拡散のスピードに拍車がかかってリツイート数、いいね数が増えていきます。インプレッション数は100万を優に超え、場合によっては1000万に達することも。

これらのように1万以上のリアクションがあれば一般的にバズった状態ですが、普段いいねやリツイート数が1桁に対し、3桁、4桁のリアクションがある場合もプチバズが起きているといえます。伸びている傾向があればいち早く察知できるように、普段の数字について把握しておくことも大切です。

バズった後の対応次第で、リーチ数が変わる

バズったツイートはそのまま放置せず、すぐに何かしらの対応を行うことが重要です

狙ってバズらせることができた場合は別ですが、多くのバズツイートは予期せずバズることが多いもの。そんなときただ傍観するのではなく、ツイートがさらに伸びるには何をしたらいいか、リーチが伸び続けることがリスクに繋がらないかを考え、行動に移しましょう。

バズった後の対応次第で、リーチ数も、自社への印象も大きく変わります。

Twitter

Twitterがバズったときに、すぐ行いたい6つのこと

ではTwitterがバズった後には具体的にどんな対応を行えば良いのでしょうか。具体的に行いたい6つのことをご紹介します。

1.宣伝をするツイートをツリーに投稿する

ツイートがバズったときにすぐ行いたいことの1つ目は、宣伝したい情報をツリーに投稿することです。

ツリーとは自身のツイートに返信して複数の投稿を繋げることです。Twitterでは、バズった投稿に宣伝したい内容をツイートしても良いという不思議な文化が存在しています。新しい文面を作って投稿するのも良いですし、過去の投稿を引用して、バズっているツイートにくっつけるのも良いでしょう。

宣伝ツイートの数に決まりはありませんが、多くても5ツイートほどで留めるのがおすすめです。バズツイートの効果で、宣伝した内容も閲覧されやすくなります。

2.プロフィール文章をチェックする

ツイートがバズったときにすぐ行いたいことの2つ目は、プロフィール文章のチェックです。

バズっているツイートを目にした人の中には、ツイート主のプロフィールを確認する方もいるでしょう。その際、どんなアカウントなのかがひと目見て分かる内容になっているかどうかは、企業アカウントがバズったときに重要なポイントとなります。

何を扱っている企業なのか、自社サイトへのリンクが掲載されているかなど改めて見直しましょう。

3.固定ツイートの見直しをする

ツイートがバズったときにすぐ行いたいことの3つ目は、固定ツイートの見直しです。

この機会に、固定ツイートの見直しも行いましょう。一番知ってほしい内容が固定されているか、かなり昔のツイートが固定されたままになっていないか、バズったツイートからプロフィールを訪問した人にあった内容なのかを確認します。もし固定ツイートがされていない場合は、バズっているツイートの内容に関連する投稿を行い、固定ツイートにするのも良いでしょう。

4.過去の投稿をチェックする

ツイートがバズったときにすぐ行いたいことの4つ目は、過去の投稿のチェックです。これはリスク管理のため、バズってからできるだけ早い段階で行いたいことでもあります。

過去の投稿から炎上することを避けるため、できる限り過去まで遡って確認を行いましょう。過去の投稿内容の中に、事業やサービスに関するものが投稿されているのか、運用担当者の私的なツイートがないかを確認します。

場合によっては削除した方が良い投稿もあるので、バズった後できるだけ早く過去の投稿を整理することをおすすめします。同時に、日頃から不適切な投稿がないか意識することも大切です。

5.問い合わせ先をお知らせする

ツイートがバズったときにすぐ行いたいことの5つ目は、問い合わせ先のお知らせを行うことです。

バズったツイートには予想以上に多くのリプライがつくため、きちんと対応すべき問い合わせが埋もれてしまう可能性があります。自社への問い合わせ先はこちらですと促すことで、重要な問い合わせの確認漏れを防ぎましょう。

6.否定的なキーワードをミュートにする

ツイートがバズったときにすぐ行いたいことの6つ目は、否定的なキーワードをミュートにすることです。

リツイート数、いいね数が増えていくのに比例して、悪意あるリプライ、引用リツイート、DMが送られてくる機会も増えます。心ない言葉一つひとつに対応するのではなく優先して行うべきことが多々あります。もし悪意のある内容が目につく場合は、指定したキーワードをミュートすることも一案です。

このとき、アカウントのブロックはできるだけ行わないように注意してください。あくまでポジティブなメッセージに目を向けるために行う作業ですので、何でもかんでもミュートにすることは推奨しません。

Twitterがバズったときに気を付けたい3つのこと

ツイートがバズることは多くの方にとって非日常なことであるため、あれもこれもやらなくてはとなってしまいがちです。自社を知ってもらえるせっかくの機会を有益に活用するのはもちろんですが、頑張りすぎないよう意識することも大切です。

最後に、Twitterがバズったときに気を付けたい3つのことをご紹介します。

1.悪意のあるメッセージには反応しない

バズった後、好意的なメッセージに交ざって、悪意のあるメッセージも送られてきます。それらの悪意のあるメッセージには反応しないよう注意が必要です。

1万以上のリツイートで、インプレッション数は大体100万を超えます。それだけの数の人が見ていれば、残念ですが、中には心ない言葉を送ってくる人もいます。反論したくなる気持ちはわかりますが、基本的には反応しないのが賢明です。どうしても気になってしまう場合は、キーワードや悪意あるメッセージを送ってきたアカウントをミュート表示にするなどしましょう。このとき、ブロックすると相手を煽ってしまう可能性があるので、ブロックは避けてください。

2.バズ後に過剰にツイートしすぎない

バズった後は新規のフォロワーが数百人単位で増えることもあります。色々と知ってもらいたい、この機会を使わなければと過剰にツイートしすぎることは避けましょう。

あまりに過剰にツイートしすぎると、鬱陶しさや煩わしさを感じて、バズをきっかけにフォローしてくれた人だけではなく、これまでフォローしてくれていた人が離れる可能性もあります。

自社をPRする投稿をするにしても、1日で投稿しきるのではなく、今どんな情報を投稿するのが効果的なのかを瞬時に見定めて、必要な情報をある程度の間隔をあけて投稿するのが良いでしょう。

3.元々いるフォロワーへの配慮を忘れない

バズった後はどうしても新しくフォローしてくれた方に対してのツイートが多くなりますが、もともといるフォロワーへの配慮を意識したツイートも心掛けましょう。

フォロワーが増えた途端にツイートの内容が変わってしまうと、以前からのフォロワーが離れてしまう可能性があります。もう一度バズを狙おうと内容をすぐに変えるのは避け、フォロワーにとって有益な情報とは何かをいま一度考え、運用方針を決めるのが良いでしょう。自社アカウントの強みを改めて考え直す良い機会にもなります。

バズ直後の対応は速やかに、バズ後のアカウント運営方針はゆるやかに変えていこう

自分が運用を担当しているTwitterのアカウントがバズったら、まずは速やかに6つの対応を行いましょう。突然のバズに対するリスク管理を行うためにも必要なことです。

バズの影響は最長でも3日間ほどと言われていますが、その間、常にポジティブな反応だけが返ってくるわけではありません。中には悪意ある反応もありますので、そこには反応せず、元々いるフォロワーへの配慮も行いながらバズ後の運営方針をゆるやかに変えていきましょう。

「せっかくの機会だから」と気負いすぎず、自社の個性や強みを活かした運用の姿勢を大切にしてくださいね。

この記事のライター

佐藤杏樹

フリーのライター・編集者。PR TIMESに新卒入社しメディア事業部にてコンテンツ編集者・SNS運用・イベントなど担当。現在も執筆業に携わりながら広報・PRの仕事もしています。広報実務を通して得た知見や実践しやすい広報ノウハウ、最初に知っておきたい広報の基礎など、みなさまに分かりやすくお伝えします。

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