
国際盲導犬の日
毎月16日は「いい色髪の日」。今回は「いい色髪の日」の意味や由来を解説します。
また、「いい色髪の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報PR事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に美容業界の方や、ヘアケア用品を製造・販売する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
毎月16日は「いい色髪の日」です。花王グループの販売部門である、花王グループカスタマーマーケティング株式会社によって制定されました。
日付は「い(1)ろ(6)」と読む語呂合わせが由来。自分で髪が染められるセルフヘアカラーの使用方法などを発信し、市場を活性化させることが記念日制定の目的です。
1年を通じてセルフヘアカラーを楽しんでほしいという想いから、毎月16日が記念日となりました。
セルフヘアカラーは、リーズナブルな価格で多様な髪色を作れる商品として、幅広い年代から人気を集めています。
同商品の販売促進を図る広報PRはもちろん、ヘアカラーを手掛ける美容室を紹介したり、ヘアケア用品のプレスリリースを配信したりといった活動にも活かしやすい記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「いい色髪の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「いい色髪の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「いい色髪の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「いい色髪の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「いい色髪の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「いい色髪の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「いい色髪の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「いい色髪の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「いい色髪の日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。
ヘンケルジャパン株式会社は、欧米生まれのヘアコスメブランド「got2b(ゴットゥービー)」についてプレスリリースを配信。ブランドの日本上陸5周年を記念し、2025年2月18日から3月2日にかけてプレゼントキャンペーンを実施することを発表しました。
「いい髪色の日」にちなんだ事例ではありませんが、周年記念をきっかけにブランドや商品の認知拡大を図った施策が特徴的です。キャンペーンの開始に合わせてプレスリリースを配信することで、ブランドを知らない潜在層へのアプローチも期待できます。
参考:欧米生まれのブリーチオンカラーNo.1 ブランド【got2b(ゴットゥービー)】日本上陸5周年
サロンスタッフ直接予約アプリ「minimo(ミニモ)」を提供する株式会社MIXIは、「トレンドヘアカラー」「トレンドヘアスタイル」の調査を実施し、プレスリリースで結果を発表しました。2025年1月、現役美容師183人を対象に行ったWeb調査です。
調査結果は公式メディアで公開していますが、プレスリリースでも詳しく紹介。「ピンク系カラー」や「ブラウン系カラー」など、イメージしづらい回答を写真とともにピックアップしたのがGOODです。記念日にまつわるプレスリリースではないものの、トレンドを取り入れたコンテンツや調査リリースの参考事例としても活用できるのではないでしょうか。
参考:【2025年春夏】現役美容師183名に調査!「トレンドヘアカラー」「トレンドヘアスタイル」
株式会社ネイチャーラボは、ヘアケアブランド「myBoostars(マイブースターズ)」から発売する「ヘマチンシリーズ」のプレスリリースを配信しました。「ケラチン」と「コラーゲン」の2シリーズに続いて誕生した、ヘマチン配合のケアアイテムです。
「いい髪色の日」に合わせた事例ではありませんが、「SNS等で話題」「カラー悩みもケア」など、インパクトのある文言とともに商品の強みを訴求したのが特徴。専門的な用語を含む商材ですが、見出しに分けてわかりやすく解説することで読み手の興味・関心を高めています。
参考:スキンケアで話題の“成分美容”を髪にも。注目成分「ヘマチン※1」 配合の新ヘアケアシリーズ、誕生。
毎月16日の「いい色髪の日」は、セルフヘアカラーや白髪染め用品に注目が集まりやすい日です。ヘアカラー関連の商品・サービスを提供している方や、セルフヘアカラーの開発を手掛ける企業の方にとっては特に、「いい色髪の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「いい色髪の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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