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日光の日(7月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日日光の日(7月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月26日は「日光の日」。今回は「日光の日」の意味や由来を解説します。

また、「日光の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に旅行・観光業界の方やホテル業界、地方自治体、旅行に関連する商品・サービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「日光の日」の意味・由来とは?

7月26日は「日光の日」です。820年(弘仁11年)のこの日、弘法大師が日光山を命名したことに由来しています。

弘法大師が「二荒山(ふたらさん)」(男体山の別名)と呼ばれていた山に登った際、その景色に感動し「にっこうさん」と音読みにしたといわれています。その後現在の「日光山」という字が当てられました。

この記念日は誰によっていつ定められたかは不明。また、大きなイベントなどもありません。

「日光の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「日光の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「日光の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「日光の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「日光の日」を元に発信をする流れ

「日光の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「日光の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「日光の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「日光の日」を広報PRに活かした事例

「日光の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「日光の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものの、日光にちなんだプレスリリースは、今後「日光の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「界 鬼怒川」で「鮎の石焼き」が会席料理に新登場

温泉旅館ブランド「界」を運営する星野リゾートは、鬼怒川温泉に位置する「界 鬼怒川」の鮎を使った特別会席についてプレスリリースを配信。『初夏から旬を迎える鮎を味噌の香ばしさと味わう「鮎の石焼き」』を期間限定で提供します。

プレスリリースでは、目を引く会席新メニュー「鮎の石焼き」の写真をメイン画像に設定している点がGOOD。メニュー考案の背景などを掲載することで、料理へのこだわりが伝わる内容になっています。記念日にちなんだ事例ではありませんが、日光市にある店舗で新メニューなどを提供する際に参考になるプレスリリースです。

参考:【界 鬼怒川】初夏から旬を迎える鮎を味噌の香ばしさと味わう「鮎の石焼き」が新登場|提供期間:2024年6月1日~10月31日

事例2.おてつたびと東武鉄道が日光でコラボキャンペーンを実施

お手伝いと旅を掛け合わせた人材マッチングサイト『おてつたび』を運営する株式会社おてつたびは、東武鉄道株式会社とのコラボレーションをプレスリリースで発表。対象施設でお手伝いをしたユーザーに「トブポマイル」をプレゼントするキャンペーンを実施します。

プレスリリースではコラボの背景として、日光で人口減少や高齢化、観光地の人手不足が問題になっていることを記したうえで、今回の企画の目的を掲載。連携概要を図解で伝えている点もわかりやすくGOODです。「日光の日」と絡めた施策ではありませんが、地域を盛り上げるためのコラボキャンペーンなどをプレスリリースで配信する際の好事例です。

参考:おてつたびと東武鉄道、日光・鬼怒川エリアの「人手不足解消」「関係人口創出」「鉄道利用の促進」を目指す

事例3.世界遺産登録25周年を記念し、日光東照宮にガンプラを奉納

玩具やプラモデルの企画から製造、販売を行う株式会社BANDAI SPIRITSホビーディビジョンは、日光東照宮の「日光の社寺」の世界遺産登録25周年を記念し、ガンプラの奉納を実施。「MG 1/100 武者ガンダムMk-Ⅱ 徳川家康 南蛮胴具足Ver.」を奉納し、販売することをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、奉納の経緯や商品の詳細を紹介しています。日光市の「プラモデルを活かした地方創生」への寄与が目的のひとつであることも記載。商品の情報を表を用いて掲載するなど、情報が整理された構成がGOODです。記念日と絡めた発信ではありませんが、周年記念をタイトルのフックに、独自の取り組みを丁寧に配信した参考事例です。

参考:「日光の社寺」世界遺産登録25周年を記念し、日光東照宮に“ガンプラ”を奉納

「日光の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「日光の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「日光の日」は、日光というエリアはもちろん、各観光スポットや周辺商業施設などもPRできるチャンスです。ご当地商品のイベントやキャンペーンを行ったり、旅行や観光に関連する調査リリースを発信するのも一案です。

今一度「日光の日」をきっかけに自社製品やサービスなどを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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