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鼻の日(8月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日鼻の日(8月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月7日は「鼻の日」。今回は「鼻の日」の意味や由来を解説します。

また、「鼻の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報RPに活かしている事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に美容業界の方や、医療関係に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「鼻の日」の意味・由来とは?

8月7日は「鼻の日」です。1961年(昭和36年)、日本耳鼻咽喉科学会によって制定されました。

日付は「は(8)な(7)」の語呂合わせ。また、3月3日の「耳の日」、8月8日の「ひげの日」、10月10日の「目の愛護デー」を合わせて、「日本四大顔面記念日」にも制定されています。

鼻の仕組みや役割について理解を深めたり、いびき・口呼吸といった鼻にまつわる健康状態を認知してもらったりといった啓発活動が、「鼻の日」の目的のひとつ。医療関係の企業だけでなく、美容関連の広報PR材料としても活かせる記念日です。

「鼻の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「鼻の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「鼻の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「鼻の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「鼻の日」を元に発信をする流れ

「鼻の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「鼻の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「鼻の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「鼻の日」を広報PRに活かした事例

「鼻の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「鼻の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「鼻の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「鼻の日」にちなんだチャリティキャンペーンを開催

繊維品の卸売りやビル設計・施工・管理などの事業を展開する豊島株式会社は、2024年8月7日の「鼻の日」にちなんだプレスリリースを配信。「あかはなチャリティキャンペーン2024 with CliniClowns」と題し、コラボ企画やSNS投稿企画といったキャンペーンを開催しました。

認定NPO法人・日本クリニクラウン協会のチャリティプロジェクトに賛同し、2021年から実施している支援活動です。プレスリリースでは豊富なイメージ画像を掲載し、プロジェクトの社会的意義や企業としての目的を交えながら紹介したのがGOOD。プレスリリースで情報を発信することで、より効果的な認知拡大が期待できます。

参考:『あかはなチャリティキャンペーン2024 with CliniClowns 』を8月1日(木)より開催

事例2.アンケート調査をもとに「鼻うがい」の有効性を発信

ニールメッド株式会社は「感染症予防」に関する調査を実施し、プレスリリースで結果を公開しました。2025年1月20日・21日に、内科医1,004人を対象に行ったアンケート調査のレポートです。

「鼻の日」との関連性はありませんが、感染予防に「鼻うがい」が有効であることを軸にテーマを展開したのが特徴。医師に回答を募った点にも訴求することで、アンケート結果やプレスリリース内容の信ぴょう性を伝えています。

参考:1月の来院患者に多いのは「インフルエンザ」と回答した医師は7割!医師の9割「鼻うがい」が効果的と回答

事例3.小鼻の毛穴コンプリートセットの期間限定セールを実施

美容家電メーカーAreti.はオフィシャルサイトにて、小鼻の毛穴ケアコンプリートセットの期間限定セールを実施することをプレスリリースで発表。皮脂や汗により、開きっぱなしになりやすい小鼻の毛穴を押し広げず、肌への負担も考慮した同セットは男性にもおすすめのアイテムです。

プレスリリースでは、皮脂が詰まりやすくなる夏のスキンケアというメディアフックを取り入れ、毛穴に関するケア方法や商品情報を展開。単なる商品紹介にならないように、肌の柔軟性を高めるためのポイントやケア前に必要な2STEPなど、役立つ読み応えのある内容を掲載しているのがGOODです。

記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、季節性のあるメディアフックをうまく活用したタイトルのつけ方た構成が参考になる好事例です。

参考:いちご鼻は洗顔だけで治る? 皮脂が詰まりやすい夏の素肌を整えるスキンケアをお試しあれ

「鼻の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「鼻の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

8月7日の「鼻の日」には、さまざまな観点から広報PRの切り口を見つけられます。もともとは鼻の健康や病気について啓発する目的がありますが、チャリティーや美容といった商品・サービスにも活かすことが可能です。また、「鼻の日」にちなんでアンケートを実施し、調査リリースとして発信しても良いでしょう。

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