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ノストラダムスの日(5月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ノストラダムスの日(5月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月4日は「ノストラダムスの日」。今回は「ノストラダムスの日」の意味や由来を解説します。

また、「ノストラダムスの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、業界・業種問わず、ノストラダムスの予言に関すること、オカルトや都市伝説にちなんだ発信をしたいと考える方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ノストラダムスの日」の意味・由来とは?

5月4日は「ノストラダムスの日」です。制定年月日や制定機関は不明ですが、1555年のこの日、フランスの医師・占星術師であるミシェル・ノストラダムスが予言集『百詩篇集』を出版したことが由来とされています。

日本では1973年にこの『百詩篇集』を、作家・ルポライターの五島勉がノストラダムスの伝記や逸話を交えて解釈した書籍『ノストラダムスの大予言』を出版。五島氏は書籍の中で、1999年の7月に「恐怖の大王」によって、人類が滅亡するといった解釈を記載したことから、社会に対する不安を抱えていた当時の人々から大きな反響を得ました。

「恐怖の大王」の正体は、隕石や核兵器、環境汚染、疫病などさまざま推測されましたが、結局1999年には何事も起こらずブームは収束しました。しかし現在でも『ノストラダムスの大予言』は都市伝説にカテゴライズされながらも、多くの人の興味・関心を集めています。

「ノストラダムスの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ノストラダムスの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ノストラダムスの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ノストラダムスの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ノストラダムスの日」を元に発信をする流れ

「ノストラダムスの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ノストラダムスの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ノストラダムスの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ノストラダムスの日」を広報PRに活かした事例

「ノストラダムスの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に「ノストラダムスの日」に合わせたプレスリリースではないものの、ノストラダムスに関連するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になりそうな広報PRの事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.注目を集めたホラー漫画がコミックスで登場

株式会社新潮社は、Webマンガサイト「くらげバンチ」で連載中の漫画作品『ニクバミホネギシミ』のコミックスを発売することをプレスリリースで発表しました。ノストラダムスが人類滅亡を予言した1999年や現代の2023年を舞台に展開するホラーストーリーです。

プレスリリースには、Web掲載時にアクセスが集中したこと、数々の伏線があり注目を集めていることを明記し、その魅力をアピール。「ノストラダムスの日」の事例ではありませんが、人気作品の発売情報を配信することで販売促進効果に寄与した広報PR施策といえます。

参考:「考察が捗る」とSNSで話題の令和最恐ホラー『ニクバミホネギシミ』コミックス第一巻発売!

事例2.ノストラダムスの予言やUFOプロジェクトなどを収録した月刊誌

株式会社ワン・パブリッシングは、月刊誌『ムー』の発売情報をプレスリリースで発表しました。今回は2024年3月号に関する発売情報で、ノストラダムスの予言や巨大怪人、UFOプロジェクトといった収録内容を紹介しています。

プレスリリースには、雑誌の表紙画像のほか、大きなテーマをそれぞれ見出し立て、各ページの画像をピックアップして紹介。見どころがわかりやすい構成がGOODです。「ノストラダムスの日」の広報PR事例ではありませんが、世界の謎や不思議を中心に取り扱うコンテンツならではのプレスリリースといえるでしょう。

参考:総力特集は、知られざるUFOプロジェクト「秘密宇宙計画:SSP」‼ 月刊「ムー」3月号発売‼

事例3.オカルトブーム50年にちなんだ展覧会を開催

株式会社CRAZY BUMPは、大阪梅田にて開催する展覧会「都市伝説展〜みんなのオカルト50年史〜」のプレスリリースを配信しました。株式会社エニー、Youtubeチャンネル「オカルトエンタメ大学」とタッグを組み、パネルや立体物展示、写真ギャラリーなどを展開するコラボレーションプロジェクトです。

1973年に始まったとされるオカルトブームから50年目となる2023年を記念し、これまでのブームを振り返る企画。プレスリリースでは呪いの人形、宇宙人、ノストラダムスなど一般的にも馴染み深いコンテンツを紹介しています。こちらも「ノストラダムスの日」のプレスリリースではありませんが、ユニークな企画力で独自性・新規性をアピールした好事例です。

参考:★イベント情報★怪談、UFO、未確認生物、心霊写真、呪物…オカルト50年の歴史を振り返る展覧会「都市伝説展~みんなのオカルト50年史~」2023年10月4日(水)大阪梅田ちゃやまちプラザにて開幕!

「ノストラダムスの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ノストラダムスの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

かつて一大ブームを巻き起こしたノストラダムスは、現在でも都市伝説やオカルトファンから親しまれています。都市伝説に関連する商品・サービスや、占いサービスを提供する企業などは、5月4日の「ノストラダムスの日」に絡めたイベント・キャンペーンを実施してみるのも一案です。

記念日を上手に活用することで、より多くの人に自社の活動や取り組みを周知することができそうです。

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