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手帳の日(12月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日手帳の日(12月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

12月1日は「手帳の日」。今回は「手帳の日」の意味や由来を解説します。

また、「手帳の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に手帳の企画・販売を手掛ける企業の方や、手帳関連のコンテンツを取り扱う方は参考にしてみてください。

「手帳の日」の意味・由来とは?

12月1日は「手帳の日」です。元祖ビジネス手帳として知られる「能率手帳(現:NOLTY)」を製造・販売する、株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)によって制定されました。

師走に入って手帳を見ながら1年を振り返り、新しい手帳を準備する時期であることが日付の由来。毎年「手帳の日」やその前後には、書店・文具店などがキャンペーンを開催しています。

昨今ではスマホアプリでのスケジュール管理が主流ともいえますが、シンプルなアナログ手帳や日記のような手帳など、豊富なバリエーションが展開されています。自社商品の発売情報をプレスリリースで発信したり、コラボ商品の広報PRに活かしたりといった施策に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「手帳の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「手帳の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「手帳の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「手帳の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「手帳の日」を元に発信をする流れ

「手帳の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「手帳の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「手帳の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「手帳の日」を広報PRに活かした事例

「手帳の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「手帳の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「手帳の日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「手帳の日」にちなんで自社調査を実施し、プレスリリースでレポート

株式会社日本能率協会マネジメントセンターは、2024年12月1日の「手帳の日」に先駆けて自社調査のプレスリリースを配信しました。10月28日から11月6日にかけて、コミュニティサイト「時間〈とき〉ラボ」の会員登録者680人を対象に「ライフログ」についてアンケートを取った調査レポートです。

ライフログの認知度や書く内容・目的、手帳の選び方といったサマリを「主な調査結果」としてピックアップ。詳細の結果は見出しを設けて、シンプルなグラフ画像とともに紹介したのがGOODです。

参考:12月1日は 「手帳の日」 ライフログに関するアンケート ー自分をもっと理解したいという思いがライフログ流行の背景に

事例2.手帳甲子園の本大会出場者とその内容を紹介

法人様・学校様向けにビジネスサポートツールを提供する株式会社NOLTYプランナーズは、「第13回手帳甲子園」の本大会出場者をプレスリリースで紹介しました。成長支援ツール「NOLTYスコラプログラム」を活用する生徒が自分自身の成長を表現するイベントで、今回のプレスリリースでは手帳部門・表紙部門・取組部門それぞれの賞名やタイトルなどをピックアップ。

「手帳の日」に特化した事例ではありませんが、記念日のキーワードと親和性が高く、同社ならではの独自性も感じられる広報PR施策です。人名などの豊富な情報を表にまとめ、わかりやすく構成したプレスリリース内容も参考になります。

参考:「第13回手帳甲子園」本大会出場者決定!~手帳活用を通じた自己表現の祭典 ~

事例3.ビジネスパーソンに向けた読書手帳術を説く無料セミナー

出版事業やマーケティング支援事業などを手掛けるクロスメディアグループ株式会社は、同社製品『ビジネス読書手帳』の使い方をレクチャーするセミナー開催を決定しました。自分の課題を分析したり効率的に記録したりできる本書を、有意義に活用するための無料企画です。

プレスリリースではセミナーに向いている人物像を明記し、ビジネスパーソンを中心に多くの人の興味を引いたのがGOOD。「手帳の日」の事例ではありませんが、開催の約1ヵ月前にプレスリリースを配信することで認知拡大効果を高め、参加申し込みを促した有用な広報PR施策といえるでしょう。

参考:「ビジネス書を読んでも身につかない」問題を完全解決!『ビジネス読書手帳』の活用法をレクチャーする無料セミナーを12月17日(火)に開催

「手帳の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

12月1日の「手帳の日」は、手帳に注目が集まりやすい日です。アナログ手帳の製造・販売に携わっている方はもちろん、関連商品の商品・イベント企画などを行う企業の方にとっても、「手帳の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「手帳の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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