PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
看護の日(5月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日看護の日(5月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月12日は「看護の日」。今回は「看護の日」の意味や日付の由来を解説します。

また、「看護の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、実際に活用している企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に医療業界の方や、ヘルスケア用品を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「看護の日」の意味・由来とは?

5月12日は「看護の日」です。1991(平成3)年、看護に対する認知拡大を目指す組織「看護の日の制定を願う会」によって制定されました。

日付は、近代看護のパイオニアであるフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなんでいます。なお、ジュネーブに本部を置く国際看護師協会は1965年、同日を「国際看護師の日(International Nurses Day)」に制定しました。

毎年「看護の日」には、医療業界をはじめ、さまざまな企業がイベント・キャンペーンを実施しています。また、5月12日前後を「看護週間」とし、全国各地で関連イベントを開催。

看護に直接的な関係がない商材でも、ヘルスケア用品やボディケアアイテムなど、多様な商品企画・販売の広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「看護の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「看護の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「看護の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「看護の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「看護の日」を元に発信をする流れ

「看護の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「看護の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「看護の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「看護の日」を広報PRに活かした事例

「看護の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「看護の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「看護の日」にちなんで、看護師あるあるを可視化した展示企画

レバレジーズメディカルケア株式会社が運営する求人・転職サービス「レバウェル看護」は、展示イベント「ちょっとチクっとしますよ展」の開催情報をプレスリリースで配信しました。看護師から実際に集めた「あるある」を、イラストなどで可視化する展示企画です。

2024年5月12日の「看護の日」にちなんで、11日・12日の2日間にわたって開催。今回のユニークな取り組みに関する情報はもちろん、自社が過去に行ってきた企画内容にも触れたのがGOODです。

参考:看護師の知られざる「本音‟あるある”」100点展示 5月12日「看護の日」に合わせ『ちょっとチクっとしますよ展』を開催

事例2.看護師の活躍についてトークを展開する「看護の日」イベント

医療福祉関連のサポートを中心に活動する特定非営利活動法人・あえりあは、2024年5月12日の「看護の日」にイベント開催を決定し、プレスリリースで配信しました。看護学生や若手看護師を対象に、看護師の活躍についてトークを展開するプログラムです。

当イベント開催の目的や簡単な内容を紹介したうえで、日時・場所・参加費といった重要事項がわかりやすくまとめられています。開催の約2週間前にプレスリリース配信することで、多くの人の目に留まった好事例といえるでしょう。

参考:「看護の日」に、札幌で看護師・看護学生向けイベント開催決定

事例3.「看護の日」のイベント情報をプレスリリース配信

公益社団法人・日本看護協会は、2024年5月12日の「看護の日」に先駆けてプレスリリースを配信しました。「かんごちゃんねる」と題し、スペシャルサポーターとともに看護の未来を考える「看護の日」限定イベントです。

「さぁ、看護の未来を、見つけにいこう。」とテーマを掲げており、プレスリリースでもイベントの詳細について記載したのがGOODポイント。開催概要やプログラム内容は見出しごとに分けているため、読者が必要な情報をピックアップしやすい構成になっています。登壇者のプロフィールとともに、写真を掲載したのもGOODです。

参考:スペシャルサポーター羽田美智子さんが看護職を目指す中高生を応援! “さぁ、看護の未来を、見つけにいこう。”をテーマに看護の魅力を伝える 2024年「看護の日」イベント「かんごちゃんねる」

「看護の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

5月12日の「看護の日」は、看護業界に注目が集まり、看護師や医療といった分野を想起させるきっかけになる日です。医療に携わっている方はもちろん、ヘルスケアやボディケアなどの製品を販売する企業の方にとっては特に、「看護の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「看護の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ