
世界渡り鳥デー
7月23日は「ナッツミルクの日」。今回は「ナッツミルクの日」の意味や由来を解説します。
また、「ナッツミルクの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、ナッツ類・穀物由来のプラントミルク・プラントフードを扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
7月23日は「ナッツミルクの日」です。ナッツミルクブランド「137ディグリーズ」など、さまざまな飲料のブランド・マネジメントを行うHARUNA株式会社が制定。日付は「ナッ(7)ツ(2)ミ(3)ルク」と読む語呂合わせから。
記念日を通してナッツミルクをより多くの人に周知することを目的にしています。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「ナッツミルクの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ナッツミルクの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ナッツミルクの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「ナッツミルクの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「ナッツミルクの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「ナッツミルクの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「ナッツミルクの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「ナッツミルクの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。いずれも記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、今後「ナッツミルクの日」を活用した広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるのではないでしょうか。
乳製品の代替食を作るフードテック企業の株式会社YUMRICHは、2023年1月21日に国産の穀物がベースの植物性ミルクによるプラントベースアイス「yumrich」をブランド展開することを告知。ブランドローンチの機会として、マッシュルーム料理専門レストラン「MUSHROOM TOKYO」にてスペシャルディナーを開催し、料理とともに同プラントベースアイスを提供します。
プレスリリースではプラントベース食品を提供する背景、自社の想いやブランドコンセプトを記載している点がGOOD。プラントベースアイスの紹介にとどまらず、自社の取り組みについても周知しています。
参考:穀物から作る植物性ミルクによるプラントベースアイス『yumrich(ヤムリッチ)』誕生!yum,yum,yumrich!
株式会社カカオティエゴカンは2023年1月15日より、自社が運営するチョコレート専門ブランド「カカオティエゴカン」にてバレンタイン・ホワイトデー限定の新作ショコラを発売。植物性由来の自然な素材だけで作った「ボタニカル・ガナッシュ」をはじめ、チョコレートサンド「カカオサンド」の限定フレーバーなどを紹介しました。
プレスリリースでは、オーツミルクと豆乳のクリームを練り込んだガナッシュチョコレートなど、ボタニカルな素材で作られた商品を落ち着いた色合いの背景画像でひとつずつ掲載し、見た目や味をわかりやすく説明しています。
参考:大阪・高麗橋発のショコラトリーカカオティエゴカンよりボタニカルな素材で作られたチョコレートなど新商品を発売します
日用品や医薬品、食品の製造、販売を行うクラシエ株式会社は、植物性ミルクから生まれた次世代アイスブランド「フロムグリーン」の販売開始をプレスリリースで配信しました。
プレスリリースでは、ブランドの概要と販売する「豆乳バナナ・アーモンドミルクバニラキャラメル・オーツミルクカフェラテ」の3つのフレーバーを紹介。製品のこだわりを3つのポイントに分け、わかりやすく解説しています。フレーバー一つひとつに食べたくなるような紹介文を記載し、読み手の興味・関心を高めている点もGOOD。記念日に絡めた事例ではありませんが、ナッツを使った新商品発売広報PRの参考になるプレスリリースです。
参考:植物性ミルクから生まれた次世代アイスブランド「フロムグリーン」シリーズが、3月4日(月)から新発売!
「ナッツミルクの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
近年では、牛が原因の地球環境問題や牛乳が原因のアレルギー問題などの観点から、ナッツミルクをはじめとするプラントフードへの人々の関心が高まっています。プラントミルクなどを提供する企業は、7月23日の「ナッツミルクの日」を活用した広報PR活動を実施してみてはいかがでしょうか。記念日をきっかけに、より多くの人に自社の取り組みを周知してみましょう。
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