
国際家族デー
2月2日は「オーツ麦の日」。今回は「オーツ麦の日」の意味や由来を解説します。
また、「オーツ麦の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、オーツ麦を用いた製品の開発・販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
2月2日は「オーツ麦の日」です。乳製品の製造・販売や植物性食品を取り扱う、ダノンジャパン株式会社によって制定されました。
日付は、「オー(0)ツ(2)」と読む語呂合わせから、02月02月としたのが由来。加えて、体調が変化しやすい節分の時期に、オーツ麦を使った飲食料を摂取してほしいという想いも込められています。
オーツ麦は、オートミールやオーツミルクの原料に用いられる穀物の一種です。食物繊維が豊富で栄養価が高いため、肥満予防や美肌作りといった効果が期待できます。
食べ物・飲み物の関連商品は広く知られていますが、化粧水などのケア用品にオーツ麦を活用するケースも。飲食業界をはじめ、新商品の紹介や「オーツ麦の日」にちなんだキャンペーンなど、さまざまな広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「オーツ麦の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「オーツ麦の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「オーツ麦の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「オーツ麦の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「オーツ麦の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「オーツ麦の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「オーツ麦の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「オーツ麦の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「オーツ麦の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
2024年に創立55周年を迎えるオーガニック食品のパイオニアとして事業を展開する株式会社ミトクは、新しく発売するオートミール3種類についてプレスリリースを発表しました。有機オーツ麦と有機果実・野菜だけで作った、スムージータイプの新商品です。
ダイエット食品や離乳食などとしても人気を高めているオートミールですが、その基本的な特徴や魅力に訴求したプレスリリースがGOOD。さらに、新しいラインナップがわかりやすいよう、商品画像とともにひとつずつ紹介しています。「オーツ麦の日」ではないものの、オーツ麦の新商品が丁寧に記された参考事例です。
参考:オーガニックベビースムージーでお馴染みの〈ベビービオ〉より有機オーツ麦と有機果実・野菜だけで作ったスムージータイプのオートミール3種が、2月26日(月)新発売!
有機オーツ麦専門店を運営する株式会社ERIKAは、「大阪グラノーラ」のリニューアル情報をプレスリリースで発表しました。複数種類のフレーバー入り商品を展開していたグラノーラを、すべてたこやき味に統一するユニークな取り組みです。
「たこやき味のグラノーラ」というインパクトのある商材ですが、誕生の背景を詳しく紹介したプレスリリースが特徴。「オーツ麦の日」に合わせた事例ではないものの、単にユニークなフレーバーである点だけでなく、オーツ麦を使った自社商品ならではの味わいや食べやすさなどを伝えています。
参考:「なんでやねん」が止まらない!?たこやき味のグラノーラ!?おもろいお土産「大阪グラノーラ」をリニューアル販売!
カルビー株式会社は、2024年9月16日発売の「ベイクドオーツ オリジナル」のプレスリリースを配信しました。既存商品の「ベイクドオーツ」から、甘くないシンプルな新商品として誕生したオートミールです。
「オーツ麦の日」に関するプレスリリースではありませんが、自分好みにアレンジしやすい点を強みとし、複数のポイントをピックアップして「商品特長」を訴求したのがGOOD。発売の数日前にプレスリリースを配信することで、メディア関係者はもちろん一般生活者にも情報を届けた有用な広報PR施策です。
参考:そのままおいしいオートミール「ベイクドオーツ」から新商品!トッピングをなくし
2月2日の「オーツ麦の日」は、穀物の中でもオーツ麦に注目が集まりやすい日です。オートミールをはじめとする食品を扱っている方や、オーツ麦を用いたケア用品の開発を行う企業の方にとっては特に、「オーツ麦の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「オーツ麦の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
【関連記事】