PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
オイルフィルターの日(7月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日オイルフィルターの日(7月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月10日は「オイルフィルターの日」。今回は「オイルフィルターの日」の意味や由来を解説します。

また、「オイルフィルターの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の事例をご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に車業界の方や整備・メンテナンスサービスを提供している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「オイルフィルターの日」の意味・由来とは?

7月10日は「オイルフィルターの日」です。2019年、自動車用フィルターの製造・技術・販売・研究などの発展を目指す日本フィルターエレメント工業会によって制定されました。

日付は、数字の「710」を180度回転させると英単語の「OIL(オイル)」に見えることが由来。定期的なオイルフィルター交換の必要性を知ってもらい、意識を高めてもらうのが記念日制定の目的です。

車のメンテナンスを啓発する記念日ですが、オイルフィルターはバイクの重要な部品でもあります。

通勤やツーリングで利用する機会が多い人を中心に、オイルフィルター交換を促したり、メンテナンスサービスのキャンペーン情報を発信したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「オイルフィルターの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「オイルフィルターの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「オイルフィルターの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「オイルフィルターの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「オイルフィルターの日」を元に発信をする流れ

「オイルフィルターの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「オイルフィルターの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「オイルフィルターの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「オイルフィルターの日」を広報PRに活かした事例

「オイルフィルターの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「オイルフィルターの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「オイルフィルターの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.新グラフィックモデルを無償交換サービス付きで販売

株式会社カワサキモータースジャパンは、2022年11月15日発売の「Z900」をプレスリリースで発表しました。「エキサイティング&イージー」のコンセプトと、「Sugomi」のデザイン性を併せ持つ新たなグラフィックのモデルです。

今回のモデルは、3年間の定期点検とオイル交換が無償で受けられる「カワサキケアモデル」として販売。バイクに乗車したイメージ写真に加え、複数の特徴をピックアップしたプレスリリースがGOODです。

参考:カワサキから「Z900」NEWグラフィック登場!2022年11月15日発売

事例2.自社開発システムのデータベース連携・提供をスタート

株式会社アジアブリッジパートナーズは、自動車部品検索サービス「ARGOS(アルゴス)-AIP」に関するニュースリリースを公開しました。オートモビリティ企業のプレミアグループ株式会社の子会社である、プレミアソフトプランナー株式会社が開発する「自動車整備工場向けソフトウェアGATCH」へ、データベースの連携・提供を決定。

2021年4月1日から先行トライアルを開始しており、国内500社以上での利用実績を達成したプロジェクトです。

車両情報一式をデータベースとして保管することで、オイルフィルターやクラッチカバーなど、瞬時に検索できる機能を強みとしています。ニュースリリースとして発信することで、効率的な認知拡大効果を発揮した広報PR事例です。

参考:自動車部品検索サービス「ARGOS(アルゴス)-AIP」自動車整備工場向けソフトウェア「GATCH」へのサービス提供を開始

事例3.メンテナンスコスト削減、生産性向上が可能になった新世代製品

キャタピラージャパン合同会社は、次世代ホイールローダ「Cat 966/972」のプレスリリースを発表しました。同社が実績を持つMシリーズホイールローダをベースに開発した商品で、メンテナンスコストの削減、生産性の向上を可能にしたモデルです。

エンジンオイルやオイルフィルタの交換間隔が延長されたことで、メンテナンスにかかる時間と費用を抑えたのが強みのひとつ。変更点を詳しく解説し、仕様値やイメージ写真とともに紹介した記事内容がGOODな広報PR事例といえます。

参考:【キャタピラープレスリリース】次世代ホイールローダ Cat® 966/972を新発売

「オイルフィルターの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

7月10日の「オイルフィルターの日」は、オイルフィルターに注目が集まり、車はバイクのメンテナンスを想起させるきっかけになる日です。自動車関連のシステム開発に携わっている方や、メンテンナンスサービスを手掛ける企業の方にとっては特に、「オイルフィルターの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「オイルフィルターの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ