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いいよの日(11月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日いいよの日(11月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月4日は「いいよの日」。今回は「いいよの日」の意味や由来を解説します。

また、「いいよの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に出版業界の方やセミナーやイベント運営を行っている企業、カウンセリング関連の事業を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「いいよの日」の意味・由来とは?

11月4日は「いいよの日」です。兵庫県神戸市の聴きプロである北原由美氏が、「いいよ」とほめる社会、「いいよ」と許す社会になって欲しいという想いから、11と4で「いいよ」となるこの日に制定しました。

「いいよの日」のキャッチコピーは、「どう思ってもいいよ 受け止めるから 聴きプロがつくったいいよの日」としており、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録もされています。

この記念日に関連する大きなイベントなどは特にありませんが、SNS上で多くの「いいよの日」に関連する投稿が見られます。

「いいよの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「いいよの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「いいよの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「いいよの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「いいよの日」を元に発信をする流れ

「いいよの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「いいよの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「いいよの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「いいよの日」を広報PRに活かした事例

「いいよの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「いいよの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「いいよの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.傾聴型生成AIと専門スタッフによる孤独・孤立相談を開始

子育て支援の認定NPO法人フローレンスは山形市より受託し、傾聴型生成AIと専門スタッフによる孤独・孤立相談「つながりよりそいチャット」の運営を開始すると、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースのタイトルに「傾聴型生成AI」というワードを入れており、AIの話題性がメディアフックとなっているのがGOOD。また孤立相談への取り組みという社会性の高さもメディアフックとなりやすいでしょう。

記念日に関連したプレスリリースではありませんが、傾聴に関する取り組みの広報PRとして参考になる事例です。

参考:フローレンス、山形市の傾聴型生成AIと専門スタッフによる孤独・孤立相談「つながりよりそいチャット」(24時間無料)を運営開始

事例2.企業向けのゲーム型研修教材『聴衆力』の提供開始

研修会社のカレイドソリューションズ株式会社は、企業向けのゲーム型研修教材『聴衆力』の提供を開始すると、プレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは、教材の開発背景、概要、効果、用途に区切った構成で、それぞれ丁寧にわかりやすく伝えているのがGOODです。リモートワークやオンライン会議の増加によるコミュニケーション不足を解決することを目指している点が時流に合っており、メディアフックになっています。

記念日に合わせた広報PRではありませんが、傾聴のための教育に関するプレスリリースとして参考になる事例です。

参考:聴く姿勢にフォーカスした傾聴力を高める研修ゲーム「聴衆力」を開発

事例3.共感的傾聴を広めるためのクラウドファンディング実施

子育て支援を行う特定非営利活動法人リスニングママ・プロジェクトは、子育て中の女性の誰もが陥りやすい「”孤”育て(=孤立した環境・心情での子育て)」の理解と予防を目的にクラウドファンディングを実施。目標金額の100万円は、活動の維持拡大のための広報や運営資金として使用します。

プレスリリースでは、子育てに関する社会問題をデータとともに説明し、解決するために必要なプロジェクトであることをしっかり伝えています。利用者の生の声を複数紹介することで、共感を引き出している点もGOODです。

記念日に合わせたプレスリリースではないものの、クラウドファンディングの募集を促す広報PR事例として参考になります。

参考:“孤”育てをなくしたい!子育て中の母親を応援するNPO法人リスニングママ・プロジェクト、共感的傾聴を広めるため、団体初のクラウドファンディングを実施【5月31日まで】

「いいよの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「いいよの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「いいよの日」は聴きプロによって作られた記念日であることから、話を聴くことに関するセミナーやイベントを開催したり、コミュニケーションに関する調査リリースを出したりするのも一案です。

今一度「いいよの日」をきっかけに自社製品やサービスなどを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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