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オリンピックメモリアルデー(2月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日オリンピックメモリアルデー(2月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月7日は「オリンピックメモリアルデー」。今回は「オリンピックメモリアルデー」の意味や由来を解説します。

また、「オリンピックメモリアルデー」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にスポーツ業界の方や、五輪に関する広報活動を行う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「オリンピックメモリアルデー」の意味・由来とは?

2月7日は「オリンピックメモリアルデー」です。長野冬季オリンピックが開会した1998年2月7日を記念して、公益社団法人「日本青年会議所北信越地区長野ブロック協議会」により制定されました。

長野五輪の理念のひとつに「自然との共生」があったことから、長野県の自然を考える日にしたいとの願いが込められています。日本からは166人の選手が参加し、冬季オリンピック史上最多(当時)となる合計10個(金5・銀1・銅4)のメダルを獲得しました。1972年の札幌大会に続き、スキージャンプで「日の丸飛行隊」が活躍しました。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「オリンピックメモリアルデー」をきっかけに広報PR活動する効果

「オリンピックメモリアルデー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「オリンピックメモリアルデー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「オリンピックメモリアルデー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「オリンピックメモリアルデー」を元に発信をする流れ

「オリンピックメモリアルデー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「オリンピックメモリアルデー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「オリンピックメモリアルデー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「オリンピックメモリアルデー」を広報PRに活かした事例

「オリンピックメモリアルデー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか、悩む方も多いでしょう。

これから「オリンピック」や「ウィンタースポーツ」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、ポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「オリンピックメモリアルデー」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.ニューバランスと陸上長距離選手のアスリート契約を発表

株式会社ニューバランス ジャパンは、日本陸上長距離の赤﨑暁選手とのアスリート契約を締結したことをプレスリリースで発表しました。選手は大学陸上部時代からニューバランスを愛用していたこと、数々のレースで使用していたことにも触れています。

アスリート契約の発表に合わせて、選手のコメントや企業代表取締役社長のコメント、さらに実際に着用しているシューズについて訴求した記事内容がGOODです。「オリンピックメモリアルデー」のプレスリリースではありませんが、オリンピック選手や出場が期待されるアスリートをメインとした広報PR施策の参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:ニューバランスは赤﨑暁選手とアスリート契約を締結

事例2.オリンピック柔道選手を招いた授業についてプレスリリースで事前発表

埼玉県戸田市は、市内の中学校で実施する柔道の授業についてプレスリリースを配信しました。公益財団法人全日本柔道連盟による「メダリストによる保健体育科武道授業支援事業」を活用し、オリンピック選手を招いて展開する教育プログラムです。

「オリンピックメモリアルデー」にちなんだプレスリリースではありませんが、地域性の高いプロジェクトとして積極的に発信したのがGOOD。メディア関係者に向けて、取材の可否がわかる説明文も記載しています。

参考:【埼玉県戸田市初開催】新曽中学校でオリンピック銀メダリストによる柔道の授業を開催します

事例3.オリンピック選考対象大会出場選手をプレスリリースで紹介

公益財団法人・JKAは、自転車トラックレースにおけるパリオリンピックの選考対象大会出場選手について、プレスリリースを配信しました。「オリンピックで最もスピードのある競技のひとつ」というタイトルの文言が特徴的で、リード文では2021年の東京オリンピックで日本選手がメダルを獲得した功績にも触れています。

プレスリリースには注目出場選手のこれまでの戦歴だけでなく、インタビュー内容を詳しくまとめているのがGOOD。記念日にちなんだ事例ではないものの、誰もが読みやすいプレスリリースとして配信することで、競技への関心が高まり、各選手にも注目を集めた広報PR事例です。

参考:いよいよオリンピックイヤー突入!オリンピックで最もスピードのある競技のひとつ自転車トラックレース パリオリンピック出場枠獲得のカギを握る選考対象大会の出場選手が決定!

「オリンピックメモリアルデー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「オリンピックメモリアルデー」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

2月7日の「オリンピックメモリアルデー」は、長野冬季オリンピックやウィンタースポーツ、五輪を想起させる取り組みを行うきっかけになる日です。スポーツ業界の方はもちろん、オリンピックにちなんだイベントを行っている企業の方は「オリンピックメモリアルデー」を切り口として、自社のサービス・取り組みについて伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「オリンピックメモリアルデー」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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