PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
オレンジデー(4月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日オレンジデー(4月14日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月14日は「オレンジデー」。今回は「オレンジデー」の意味や由来を解説します。

また、「オレンジデー」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に飲食業界の方や、フルーツを中心に製造・販売する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「オレンジデー」の意味・由来とは?

4月14日は「オレンジデー」です。柑橘類の産地である、JA全農えひめ(全国農業協同組合連合会・愛媛県本部)によって制定されました。

日付は、2月14日の「バレンタインデー」、3月14日の「ホワイトデー」と合わせて1ヵ月後の4月14日としたのが由来。

「花嫁の喜び」という花言葉があり、さらに「繁栄」や「多産」のシンボルでもあるオレンジを贈り合って、愛を深めてもらうことが記念日制定の目的です。

制定後、多数の企業が「オレンジデー」にちなんだイベント・キャンペーンを実施してきました。

果物を取り扱う企業の方はもちろん、オレンジ・みかんに関連する商品を製造販売している方にとっても、広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「オレンジデー」をきっかけに広報PR活動をする効果

「オレンジデー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「オレンジデー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「オレンジデー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「オレンジデー」を元に発信をする流れ

「オレンジデー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「オレンジデー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「オレンジデー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「オレンジデー」を広報PRに活かした事例

「オレンジデー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「オレンジデー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「オレンジデー」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.企業とコラボで「オレンジデー」のオリジナルカードを配布

嘉穂無線ホールディングス株式会社は、2023年4月14日の「オレンジデー」に関するプレスリリースを公開しました。株式会社ピエトロが提案する記念日の取り組みに賛同し、ロゴ入りのコラボオリジナルカードを製作・配布するプロジェクトです。

同社は今回、グループ企業である株式会社グッデイが運営する、ホームセンター「グッデイ」での配布を決定。福岡市内を中心とした取り組みですが、プレスリリースとして配信することで、全国各地への認知拡大につなげています。

参考:4月14日は感謝を伝えるオレンジデーピエトロ×グッデイ コラボロゴ入りオリジナルカードプレゼント

事例2.社会全体が幸せになる未来を目指す「オレンジデー」特化の企画

株式会社ピエトロは、4月14日の「オレンジデー」に先駆けて、記念日に特化したコンテンツを配信しました。同社が「お客様・働く私たち・社会が『しあわせ、つながる』」未来を目指して実施している活動の一環です。

プレスリリースでは、同社が製作した「オレンジデー」のコンセプトムービーを紹介。さらに、数量限定のパッケージ商品や企業とのコラボプロジェクト、地域での清掃活動といった取り組みをピックアップしています。各取り組みの概要を、写真とともに掲載した内容がGOODな広報PR事例です。

参考:ピエトロ「オレンジデー」への取り組みをさらに深めて今年も実施

事例3.25歳以下のチェンジメーカーが集う記念イベント

文京学院大学は、ライブイベント「CHANGE MAKERS FES 2023〜世界を変えるキミに、この日を。~」へ、協力団体としての参加を発表しました。「子どもの声を聴く社会づくり」のスタートを記念するイベントで、25歳以下のチェンジメーカーが筆頭になっているのが特徴。

プレスリリースでは、本学が「オレンジデー」のキャンペーン活動に参加していたり、SDGs達成に向けた取り組みを実施したりといった背景を紹介しているのがGOODです。より多くの潜在層へ認知拡大を図り、大学としての活動を知ってもらうきっかけにつなげた事例といえるでしょう。

参考:SDGs達成に向け社会貢献活動に取り組んだ、若き“チェンジメーカー”が集うライブイベント「CHANGE MAKERS FES 2023」へ 文京学院大学が協力団体として参加

「オレンジデー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

4月14日の「オレンジデー」は、オレンジを使った商品やプレゼントに注目が集まりやすい日です。食品の製造に携わっている方や、果物をメインに商品開発・販売などを行う企業の方にとっては特に、「オレンジデー」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「オレンジデー」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ