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オーケストラの日(3月31日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日オーケストラの日(3月31日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月31日は「オーケストラの日」。今回は「オーケストラの日」の意味や由来を解説します。

また、「オーケストラの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に音楽業界の方やエンターテインメント業界の方、イベント運営を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「オーケストラの日」の意味・由来とは?

3月31日は「オーケストラの日」です。2007年(平成19年)に公益社団法人日本オーケストラ連盟によって制定。日付は「み(3)み(3)に(1)一番」「み(3)み(3)にいい(1)ひ」と読む語呂合わせから決定しました。また、この時期は春休み期間中でもあるため、親子揃ってイベントに参加しやすいことも由来しています。

「多くの人にオーケストラをもっと身近に親しんで楽しんでもらうこと」を目的としており、各地でコンサートが行われているほか、公益社団法人日本オーケストラ連盟主催の「オーケストラの日」というイベントが開催されています。

「オーケストラの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「オーケストラの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「オーケストラの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「オーケストラの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「オーケストラの日」を元に発信をする流れ

「オーケストラの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「オーケストラの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「オーケストラの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「オーケストラの日」を広報PRに活かした事例

「オーケストラの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「オーケストラの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「オーケストラの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.韓国伝統楽器オーケストラと日本音楽家による協演コンサートを開催

関西地域をはじめとする西日本エリアで韓国関連の文化関連事業を主催・支援する駐大阪韓国文化院は、韓国伝統楽器オーケストラと日本の音楽家による協演コンサート「奏でて繋ぐ韓日友情のハーモニー」の開催を発表。開院25周年と拡張移転を記念したコンサートの詳細をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースのタイトルには開催情報を、サブタイトルには韓国の国立国楽院創作楽団が日本初上陸することを記載。記念日にちなんだ事例ではありませんが、コンサートの概要からプオグラムの詳細まで丁寧に紹介し、協演コンサートの見どころをわかりやすく紹介しているのが参考になるポイントです。

参考:韓国伝統楽器オーケストラと日本の音楽家による協演コンサート「奏でて繋ぐ韓日友情のハーモニー」(4/20)大阪で開催

事例2.クラス合唱の名曲を披露するコンサートを開催

教育と音楽に関する事業を行う合同会社Art&Artsは、2024年3月3日に板橋区立文化会館大ホールにて、「オーケストラと歌おう!クラス合唱コンサート」を開催することをプレスリリースで配信。若手演奏家集団「21世紀オーケストラ」と合唱団「BackroomBoys」がクラス合唱の名曲を披露するコンサートです。

プレスリリースではどんな演奏会なのかの詳細を記したうえで、上演する曲名を紹介。「オーケストラの日」に直接絡めた事例ではありませんが、最後に、演奏会詳細としてまとめたわかりやすい構成が参考になります。

参考:オーケストラの音色で蘇る青春の記憶「オーケストラと歌おう!クラス合唱コンサート」を開催します

事例3.子どもと楽しむクラシック音楽コンサートを開催

公益財団法人東京都歴史文化財団は、2024年3月20日に東京芸術劇場にて読響&芸劇「0才から聴こう!! 4才から聴こう!! 春休みオーケストラコンサート」を開催することをプレスリリースで発表。子どもと楽しむクラシック音楽コンサートです。

プレスリリースには、0才から入場できる午前の回と4才以上が入場できる午後の回の1日2公演であることやコンサートでは手遊びやうたのコーナーなどを実施する見どころを記載。「オーケストラの日」にちなんだものではありませんが、コンサート概要だけでなく会場設備の安心面について、そして指揮者や読売日本交響楽団、ナビゲーターの紹介など、細やかな情報掲載が参考になる好事例です。

参考:【東京芸術劇場】芸劇 & 読響0才から聴こう!! 4才から聴こう!! 春休みオーケストラコンサート

「オーケストラの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「オーケストラの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「オーケストラの日」には、コンサートやコンサートホール、クラシック音楽などに注目が集まります。また、クラシックバレエやミュージカルなど、オーケストラ演奏で上演される舞台にも注目されるでしょう。音楽のみならず、幅広い視点でPRできる日といえます。

今一度「オーケストラの日」をきっかけに、自社製品やサービスなどを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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