
母の日
4月2日は「歯列矯正の日」。今回は「歯列矯正の日」の意味や由来を解説します。
また、「歯列矯正の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に歯科・美容業界の方や、歯の健康に関する製品の開発・販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
4月2日は「歯列矯正の日」です。歯列矯正に関する業務を手がけるOCA Japan株式会社が制定。日付けは、4(歯)02(列)の語呂合わせと、歯列矯正など物事を新たに始めるのに4月がふさわしいとの考えからとされています。
歯並びや咬み合わせを整えることは、見た目だけの問題ではなく全身の健康にも良い影響を与えることがあるとされています。歯科業界をはじめ、ウェルビーイングや健康といったテーマで新商品を紹介したり、「歯列矯正の日」にちなんだキャンペーンを行ったりと、さまざまな広報PR活動のきっかけとなる記念日といえるでしょう。
「歯列矯正の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「歯列矯正の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「歯列矯正の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「歯列矯正の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「歯列矯正の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「歯列矯正の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「歯列矯正の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「歯列矯正の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例とポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「歯列矯正の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
マウスピース矯正『キレイライン矯正』を展開するSheepMedical Technologies 株式会社は、『厚南ハピネス歯科』にシステムの提供を開始したことをプレスリリースで配信。同ブランドが山口県宇部市内の医院と提携するのは今回が初めてです。
プレスリリースでは提携クリニックの外観や内装を画像で掲載し、医院のイメージを紹介しています。その後、『キレイライン矯正』の概要を掲載。リーズナブルな価格やマウスピース矯正のリスクなどを枠内にまとめて載せた構成がわかりやすくGOODです。記念日に絡めたものではありませんが、クリニックと提携したことのお知らせに留まらず、マウスピースを用いた歯列矯正システムについてアピールされた参考事例です。
参考:山口県宇部市で初!『厚南ハピネス歯科』と『キレイライン矯正』が1月15日より提携開始。2023年12月19日より予約受付中
医療法人成幸会は、2024年3月29・30日に埼玉県さいたま市大宮区の歯科医院「大宮区役所前歯科」にて、「大人とこどもの歯並び・噛み合わせ相談会」を開催することを発表。
プレスリリースでは、歯科知識・矯正知識を持つドクターへの相談ができることを掲載。そのほか、マウスピース矯正・ワイヤー矯正のどちらが適しているか、治療後のシミュレーション体験などを実施することを紹介しています。記念日に関する事例ではありませんが、歯並びに関するイベントを開催する際は「歯列矯正の日」に絡めて広報PRをするのも一案です
参考:3/29(金)、30(土)大宮区役所前歯科で「大人とこどもの歯並び・噛み合わせ相談会」を開催。参加無料
医療法人社団山手会アトラスタワーデンタルクリニックは、20~30代の歯列矯正経験がある女性1,000名を対象に「歯列矯正後の変化」に関する調査を実施。結果を調査リリースで配信しました。
歯列矯正の種類はワイヤー矯正がもっとも人気であるほか、歯列矯正経験がある女性の約55%がモテ度が上がったことが判明。調査リリースでは円グラフや棒グラフを使って結果をわかりやすく掲載するほか、「歯列矯正をして嬉しかったこと」などの回答を紹介しています。
「歯列矯正の日」にちなんだ事例ではありませんが、調査リリースの最後には自社の特徴やサービスの詳細を載せた構成が参考になります。
参考:歯列矯正経験がある女性の約55%がモテ度が上がったと回答!モテ度が上がったと実感したエピソードとは?
4月2日の「歯列矯正の日」は、歯の健康に注目が集まりやすい日です。歯科医の方や、歯をケアする用品の開発を行う企業の方にとっては、「歯列矯正の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「歯列矯正の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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