
父の日
7月15日は「大阪港開港記念日」。今回は「大阪港開港記念日」の意味や由来を解説します。
また、「大阪港開港記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に観光業界の方やイベント企画を行っている企業、大阪港周辺の商業施設などはぜひ参考にしてみてください。
7月15日は「大阪港開港記念日」です。1868年(慶応4年)のこの日、大阪港が開港したことに由来しています。
大阪港は古くは難波津とよばれ、朝鮮や中国などの大陸との交通の要衝として発達。1868年に大阪港として開港してからは、港の利用促進や産業貿易の発展に伴ってアジア貿易の中心地として栄えてきました。その後も港湾施設の拡充などを行い、国際貿易港として発展しています。
現在大阪市では、大阪港開港記念日と海の日にちなみ、市民の海・港への関心を高め、親しんでもらうために「大阪港みなとまつり」を開催しています。
「大阪港開港記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「大阪港開港記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「大阪港開港記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「大阪港開港記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「大阪港開港記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「大阪港開港記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「大阪港開港記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「大阪港開港記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップ。全国の港に関するさまざまな広報PR事例をGOODポイントとともに紹介します。
「神戸アリーナプロジェクト」を運営する株式会社One Bright KOBEは、神戸ウォーターフロントの新港第二突堤エリア「TOTTEI PARK」の着工をプレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは、国内で初の「港湾環境整備計画」の認定を受け、神戸の新たな魅力づくりと地域活性化を目指し、「TOTTEI PARK」の着工を開始したことを説明。パーク内建築物「緑の丘」の着想イメージイラストや完成後のイメージなどを、複数の画像で紹介しているのがGOOD。建設主や設計、施工者のコメントを掲載することで、新港への想いが伝わる内容になっています。記念日に絡めた事例ではありませんが、新港開発広報PRの参考になります。
参考:神戸ウォーターフロント新エリア「TOTTEI PARK」の着工開始
GLIONグループは、大阪築港で運営する赤レンガ倉庫のフレンチレストラン「LA VIE 1923(ラヴィ1923)」に関するプレスリリースを配信しました。ジャンルレスな肉フレンチをテーマに夏を味わうコースを3つ展開します。
実際に提供される料理の写真を掲載し、シンプルかつ的確にメニューを訴求したプレスリリースがGOOD。記念日に関する事例ではないものの、大阪港にちなんだ場所からの広報PR活動の場合は、「大阪港開港記念日」に合わせて発信するのも一案です。
参考:【大阪・LA VIE 1923】7月1日(土)より黒毛和牛、鱧、サマートリュフなど豪華食材を使った夏を味わうジャンルレスな3つのコースを販売。
飲食店に特化したクラウドサービスを展開する株式会社Goalsは、大阪南港ATCホールで開催される「居酒屋JAPAN 2023 in 大阪」の出店情報をプレスリリースで発表。飲食・外食業界向けの専門展示会で、食材発注の自動化や人件費の適正化をAIで実現する「HANZO」シリーズを提案しました。
プレスリリースでは、今回のサービスの概要をビジュアルで掲載。HANZOシリーズラインアップとして、適切な食材の発注量を算出し自動発注できること、人員過不足がないシフトの作成に活用できることを紹介しています。大阪港でのイベント開催と自社のシリーズのアピールを合わせた広報PR活動です。
「大阪港開港記念日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
「大阪港開港記念日」にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、港や海に関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、大阪港開港記念に合わせた商品やサービスがあれば積極的に発信しましょう。
「大阪港開港記念日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。
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