ディスクジョッキーの日
10月22日は「パラシュートの日」です。今回は、「パラシュートの日」の意味や由来について解説します。
また、パラシュートに関連した参考にしたい広報PRの事例をご紹介。自社でパラシュートを開発している企業や、OEMでパラシュートの企画・開発を行っている企業は、ぜひチェックしてみてください。
「パラシュートの日」の意味・由来とは?
10月22日は「パラシュートの日」です。日本落下傘スポーツ連盟により制定されました。
制定の由来は、1797年10月22日に世界初のパラシュートでの降下実験に成功したことです。自作のパラシュートを使用し、高度900mの高さから無事に生還したのだそう。その後、パラシュートは軍事用として活用される機会が増えたものの、現代では緊急時の着陸用やスポーツ用など、さまざまな場面で用いられています。
海外でのパラシュート実験が制定の由来ですが、「パラシュートの日」は日本独自の記念日。同日に開催されているイベントは特にないようです。
「パラシュートの日」をきっかけに広報PR活動する効果
「パラシュートの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「パラシュートの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「パラシュートの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「パラシュートの日」を元に発信をする流れ
「パラシュートの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「パラシュートの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「パラシュートの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「パラシュートの日」を広報PRに活かした事例
「パラシュートの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「パラシュートの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「パラシュートの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
事例1.設計図を用いてパラシュートを作る子ども向け体験イベント
株式会社YMGホールディングスは、関連会社の株式会社ワイエムジーが運営する「ロボ団ふたがわ豊橋校」のプレスリリースを配信しました。今回の掲載内容は、「宇宙パラシュート教室」と題したプログラミング体験会の開催情報です。
本格的なパラシュート設計図を使って、子どもたちが自分でパラシュートを作るプログラム。コロナ禍による規制緩和で参加人数が約2倍になったことにも言及し、子どもと親世代からの注目度の高さが伺えます。「パラシュートの日」と直接的な関係はありませんが、子ども向けイベントのプレスリリースとして参考になる広報PR事例です。
事例2.日本初となる快挙をプレスリリース配信で発表
日本化薬株式会社は、同社が開発する産業用ドローン向け緊急パラシュートシステム「PARASAFE」を搭載したドローンが、第一種型式認証を取得したことをプレスリリースで発表しました。
本認証は日本発となる快挙で、プレスリリースではその具体的な特徴・魅力などを紹介しています。共同実験の様子を複数の写真で示し、実際にパラシュートシステムを使ったシーンを掲載したのがGOODです。記念日にちなんだ発信ではありませんが、パラシュートに関連した商品・サービスの参考事例です。
参考:日本化薬が開発するパラシュート装置「PARASAFE®」を搭載したドローンが日本初の第一種型式認証を取得
事例3.GPSナビゲーターをアップグレードした最新モデルを発売
GPS機器メーカーのガーミンジャパン株式会社は、新商品「Foretrex 801(フォートレックス 801)」のプレスリリースを配信しました。リストバンド型のGPSナビゲーターで、従来商品より精度をアップした最新モデルです。
「パラシュートの日」の事例ではありませんが、スカイダイビングやパラシュートダイビングなど、さまざまなシーンで活躍する商品の魅力を訴求しています。アップデート情報がわかりやすいよう、記号を用いて「主な特徴」の見出しを設けた構成がGOODです。
参考:ハンズフリーで世界をナビゲート耐熱・耐衝撃・耐水性能を備え、リストバンド型GPSナビゲーター最新モデル『Foretrex 801』を9月27日(金)に発売
「パラシュートの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「パラシュートの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
スカイダイビングやパラグライダーなどで、スカイスポーツで馴染みのあるパラシュート。スカイスポーツだけでなく、ドローン技術の発展によって注目されている道具のひとつでもあります。
空から安全に地面に着地するため、徹底的な実験を行っている企業も多いでしょう。新開発のパラシュートの発売のみではやや情報として弱いため、「パラシュートの日」を掛け合わせ、開発秘話やこだわりなどの情報も入れ込むのがおすすめです。
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