
父の日
毎月9日は「パソコン検定の日」。今回は「パソコン検定の日」の意味や由来を解説します。
また、「パソコン検定の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に活かしている企業の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にIT業界の方はもちろん、パソコンやその周辺機器に関わる商品・サービスを扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
毎月9日は「パソコン検定の日」です。パソコンのスキルアップを一部の技能や知識習得だけでなく、コミュニケーション技能の習得という視点も取り入れて、幅広い年齢層を対象とした検定試験を行う財団法人全日本情報学習振興協会が制定。
検定試験はその実力にふさわしい級(9)を判断するとの意味から、日付を毎月9日に設定されています。
今やほとんどの業界・業種でパソコンは使われています。パソコン関連の資格を持っていることは、ビジネス面において有利になるほか、面接時のアピールにもなります。同協会では「パソコン検定の日」をきっかけに、パソコン技術習得の重要性を広報PRしています。
「パソコン検定の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「パソコン検定の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「パソコン検定の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「パソコン検定の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「パソコン検定の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「パソコン検定の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「パソコン検定の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「パソコン検定の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「パソコン検定の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
通信教育講座を手がける株式会社ユーキャンは、『マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)講座 MOS 365 上級レベルコース』の新規開設をプレスリリースで発表。一般レベルより高度なWordとExcelのスキルを学べるコースです。
プレスリリースでは、講座の魅力を4つのポイントに分けて紹介。読みやすいように記号や改行を上手く使った構成がGOODです。「パソコン検定の日」の事例ではありませんが、パソコン関連の資格の広報PRとして参考になる事例です。
参考:ユーキャンから『マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)講座 MOS 365 上級レベルコース』がデビュー!
オンライン教室を運営する株式会社パルミーは、オンライン学習サービス「rimomo」のキャンペーン実施をプレスリリースで配信。年末年始の対象期間中に新規契約または再開した人を対象に、Amazonギフトカードをプレゼントする企画です。
プレスリリースには、キャンペーンや「rimomo」のサービス内容、運営会社についての概要を簡潔に記載。サービスの詳細が気になった人がアクセスしやすいように、リンクを記載している点がGOODです。こちらも「パソコン検定の日」に関するプレスリリースではないものの、パソコン関連の講座のキャンペーンをわかりやすく伝えた好事例です。
参考:【期間限定】Amazonギフトカード5,000円分プレゼントキャンペーン開催中。年末年始はrimomoでWebデザインを学ぼう!!
自治体向けサービスを開発する株式会社ミラボは、「令和6年度 第1回タイピングスキル検定」の結果をプレスリリースで発表しました。検定は日本全国の小中学生を対象に、株式会社教育ネットと共同開発したWebアプリケーション「らっこたん」を使用して実施。
プレスリリースでは、キーボードによる日本語入力スキルのKPI到達度などの統計結果を学年別にグラフとともに紹介しています。第2回の検定の案内や「らっこたん」の紹介、企業情報も併せて掲載し、サービスや自社の事業の認知拡大につなげている点もGOODポイント。
記念日に発信された事例ではありませんが、罫線や囲み枠を用いて情報整理された構成が参考になります。
参考:令和6年度 第1回タイピングスキル検定結果を公開!日本語入力スキルのKPI到達度、小学生45.0%、中学生50.8%に。
「パソコン検定の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
1月9日の「パソコン検定の日」は、パソコンを想起させるきっかけになる日です。IT業界の方はもちろん、パソコンやその周辺機器に関わる商品・サービスを扱う企業の方は「パソコン検定の日」を切り口として、自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「パソコン検定の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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