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ペンの日(11月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ペンの日(11月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月26日は「ペンの日」。今回は「ペンの日」の意味や由来を解説します。

また、「ペンの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に出版業界の方や文具業界の方、電子書籍サービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「ペンの日」の意味・由来とは?

11月26日は「ペンの日」です。1965年(昭和40年)に日本ペンクラブによって制定。日付は、1935年(昭和10年)のこの日、日本ペンクラブが創立されたことに由来しています。

初代会長は島崎藤村で、ペンクラブの「PEN」は、文房具のペンを象徴するのと同時に、Pが詩人や劇作家、Eが随筆家や編集者、Nが小説家を意味しています。文学を通じて相互理解を深め、表現の自由を擁護するために設立された団体です。

毎年この日には、日本ペンクラブによる懇親会が開かれており、講演会や演奏会などが行われています。

「ペンの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ペンの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ペンの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ペンの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ペンの日」を元に発信をする流れ

「ペンの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ペンの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ペンの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ペンの日」を広報PRに活かした事例

「ペンの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ペンの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ペンの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.Bunkamuraドゥマゴ文学賞の受賞作が決定

株式会社東急文化村は、同社が主催するBunkamuraドゥマゴ文学賞に第34回の受賞作に高野秀行さんの『イラク水滸伝』が選ばれたことをプレスリリースで配信。Bunkamuraドゥマゴ文学賞は、毎年交代する「ひとりの選考委員」によって受賞作が選ばれます。第34回の選考委員は、日本ペンクラブ会長を務める桐野 夏生さんでした。

プレスリリースでは、受賞者である高野秀行さんと選考委員の桐野 夏生さんのプロフィールを紹介したうえで、受賞作の内容を記載することで、作品の魅力がより伝わります。「ペンの日」に関する事例ではないものの、多く掲載された作品の画像や表にまとめた賞の詳細など、読み手にわかりやすく構成されたプレスリリースが参考になります。

参考:桐野夏生が選考【受賞作発表】第34回(2024年度) Bunkamuraドゥマゴ文学賞 高野秀行著『イラク水滸伝』 

事例2.浅田次郎著『母の待つ里』の文庫本が発売開始

株式会社新潮社は、NHKにてテレビドラマ化が決定している浅田次郎さんの『母の待つ里』の文庫本が発売されることをプレスリリースで配信しました。中井貴一さん、松嶋菜々子さん、佐々木蔵之介さん、宮本信子さんらの出演によるドラマも放送されます。

「ペンの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、『母の待つ里』のあらすじと本書へのコメントを紹介したうえで、試し読みのURLを記載するといった読み手がすぐにアクションできる展開がGOOD。シンプルですが、項目ごとに見やすく構成されたプレスリリースが参考になります。

参考:NHKにてテレビドラマ化が決定している浅田次郎著『母の待つ里』。感涙の傑作長編である本作が、本日7月29日、新潮文庫より発売されます!

事例3.スタイラスペン・タッチペンに関するアンケートを実施

比較サイト「Picky’s」を運営する株式会社rentryは、スタイラスペンやタッチペンを購入した、または購入を考えていると回答した20~70代までの男女を対象にアンケートを実施。タイラスペン・タッチペンに関する調査結果を公開しました。

プレスリリースでは、ペンを選ぶうえでもっとも重視するポイントや購入・購入予定のペンメーカー、価格帯などについての調査結果を項目ごとに紹介。テキストだけでなく、グラフを掲載することでひと目で結果がわかるようにした点がGOODポイントです。記念日にちなんだ事例ではありませんが、ペンに関する情報発信を行う際は記念日と絡めるのも一案です。

参考:【220人にアンケート】購入した・購入を考えているスタイラスペン・タッチペンは?選ぶポイントや価格、購入しようと思った理由を調査しました!

「ペンの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月26日の「ペンの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「ペンの日」には、さまざまな書籍のPRはもちろん、文房具のペンに焦点を当ててPRしてもよいでしょう。イベントやキャンペーンの実施、文学や文房具のペンに関する調査リリースを出すのも一案です。

「ペンの日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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