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エンピツ記念日(5月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日エンピツ記念日(5月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月2日は「エンピツ記念日」。今回は「エンピツ記念日」の意味や由来を解説します。

また、「エンピツ記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に文具業界の方や鉛筆に関連する製品やサービスを提供している企業、イベント企画を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「エンピツ記念日」の意味・由来とは?

5月2日は「エンピツ記念日」です。1887年 (明治20年)に眞崎仁六が東京の新宿に「眞崎鉛筆製造所」を創業したことに由来しています。記念日がいつ誰によって制定されたかは不明です。

1878年(明治11年)のフランス・パリ万博で見た鉛筆に衝撃を受けた眞崎仁六は、さまざまな研究を重ね鉛筆製造所を設立。「眞崎鉛筆製造所」はその後三菱鉛筆株式会社となりました。

この記念日に特別な催しなどはされていませんが、東京鉛筆組合昭午会では定期的に子供向けの工場見学や講座などを実施しています。

「エンピツ記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「エンピツ記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「エンピツ記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「エンピツ記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「エンピツ記念日」を元に発信をする流れ

「エンピツ記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「エンピツ記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「エンピツ記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「エンピツ記念日」を広報PRに活かした事例

「エンピツ記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「エンピツ記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になるポイントを紹介します。今回紹介する事例は、記念日にまつわる事例ではなく文具の広報PRです。「エンピツ記念日」に絡めたイベント企画の参考となるのではないでしょうか。

事例1.500種類の文房具でドローイングする親子向けワークショップ開催

アトリエヤマダ株式会社は、2025年5月4日に三菱鉛筆の体験型空間「o-i STUDIO」で、親子向けワークショップ「巨大ダンボール造形ドローイング」を開催。色鉛筆をはじめとする500種類以上の筆記具を使い、ダンボール製ののりもの型キャンバスに自由に描く体験を提供します。

プレスリリースでは、三菱鉛筆の多彩な筆記具を実際に使う体験を通じて、商品の魅力を自然に伝えています。さらに、親子向けイベントであることがわかる写真やテキストを使用し、対象層を明確にしている点もGOOD。記念日に絡めた事例ではありませんが、ブランドの世界観を体験できることがしっかり伝わるプレスリリースです。

参考:巨大ダンボール造形キャンバスに、500種類の文房具で自由にドローイング!三菱鉛筆の表現の体験型空間「o-i STUDIO」で、新しい表現をあそびつくすワークショップを開催!

事例2.色鉛筆画講座が100セット限定で10,000円割引になるキャンペーン実施

株式会社ユーキャンは、2025年4月24日より「色鉛筆画講座」の受講料を10,000円割引するWEB限定キャンペーンを開始したことを発表しました。

タイトルでは、「リニューアル前のラストチャンス」「100セット限定」という要素を盛り込むことで、希少性を強調しています。さらに、講座の人気実績を具体的な数字で示し、初めて受講する層にも安心感を提供している点もGOOD。「エンピツ記念日」に絡めた事例ではありませんが、申し込みを後押しする訴求が参考になります。

参考:【ユーキャン】100セット限定の特別企画!「色鉛筆画講座」において10,000円割引キャンペーンを開始!

事例3.三菱鉛筆恒例「鉛筆けずり入社式」を実施

三菱鉛筆株式会社は、2025年4月1日に本社で第18回「鉛筆けずり入社式」を実施。新入社員は小刀を使い、名入れされた「uni」鉛筆をけずるユニークな体験を行いました。

プレスリリースでは、社長や先輩社員から新入社員に向けたメッセージを紹介することで、企業の風土や雰囲気が伝わります。また、同社の入社式に込められた想いや背景も丁寧に説明されており、人材を大切にする企業の価値観が表現されている点もGOOD。記念日に配信されたプレスリリースではありませんが、ブランドイメージと社員教育を通じた一貫したメッセージが伝わる点が参考になります。

参考:三菱鉛筆恒例 ユニーク入社式 第18回『鉛筆けずり入社式』を実施

エンピツ記念日をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「エンピツ記念日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「エンピツ記念日」にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、鉛筆をはじめとする文具に関する調査リリースを出したりするのも一案です。また、11月3日の「文具の日」や11月29日の「いい文具の日」などの文具に関する記念日と絡めることで、より幅広い広報PRができそうです。

新年度が始まり、新しい鉛筆を購入する人も増える時期です。今一度「エンピツ記念日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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