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香水の日(10月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日香水の日(10月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月1日は「香水の日」。今回は「香水の日」の意味や日付の由来を解説します。

また、「香水の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際の企業の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にアパレル業界の方や、香水を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「香水の日」の意味・由来とは?

10月1日は「香水の日」です。2010年春、フレグランスの魅力を発信する日本フレグランス協会によって制定されました。

日付は、秋冬の服に変わる時期であり、同時に香水への関心も高まることにちなんでいます。「香水の日」にフレグランスの魅力や使い方を多くの人に知ってもらい、豊かな気持ちを育むことがおもな目的です。

毎年10月1日やその前後には、さまざまな企業が「香水の日」にまつわるイベント・キャンペーンを実施しています。性別を問わず、幅広いターゲットを想定した広報PR活動に活かせる記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「香水の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「香水の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「香水の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「香水の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「香水の日」を元に発信をする流れ

「香水の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「香水の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「香水の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「香水の日」を広報PRに活かした事例

「香水の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「香水の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「香水の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.人気タレントとコラボした香水を発売

アロマにこだわったオーガニックヘアサロンや、香水作りができるパフューマリーサロンを運営する株式会社エミュクラレットオーガニックライフは、香水の新商品についてプレスリリースを配信しました。同社が運営する「AROMABLENDBARbyEMUCLARET」と、タレントの堀未央奈氏によるコラボレーション商品です。

プレスリリースでは、商品のイメージ写真を複数枚掲載し、香りの特徴などを詳しく説明。発売開始日に配信することで、より多くの人の興味を引きます。記念日に関する広報PRではありませんが、香水の新商品発売、コラボ商品などを展開する際の参考になる事例ではないでしょうか。

参考:『堀 未央奈』×『AROMABLENDBAR』お花と紅茶をテーマにしたコラボ香水を2種類販売開始

事例2.小説から生まれた香水を数量限定でセット販売

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントは、「陽茉莉」と名付けた香水の発売情報をプレスリリースにて公開。小説『木漏れ日と魔女』をもとに、香水化した数量限定の商品です。

スペシャルブック型ケース入りセットを展開し、ブックレットを読みながら香りを楽しめるのがユニークなポイント。本作品が好きな人はもちろん、読んだことがない潜在層へアプローチした有用なプレスリリースといえます。「香水の日」にちなんだ事例ではありませんが、商品情報やイベント概要などを小見出しに分けた構成が参考になるでしょう。

参考:小説から生まれた香水、ついに発売!J-Scent ✕ monogatary.comのコラボ企画から生まれた小説「木漏れ日と魔女」を原作に新しい香り「陽茉莉」が完成!

事例3.フレグランスゾーンを1.5倍に拡大し、リフレッシュオープン

株式会社三越伊勢丹ホールディングスは、伊勢丹新宿店本館1階のリフレッシュオープンをプレスリリースで発表しました。香水市場の需要拡大に注目し、フレグランスゾーンを1.5倍に拡大するプロジェクトです。

「ファッションの伊勢丹」というインパクトのある文言とともに、概要がわかりやすいようにプレスリリースのタイトルに仕上げているのがGOOD。オープン後のイメージ画像や店舗案内図、さらに日本再上陸を果たしたブランドの取り扱い商品も写真で紹介しています。記念日に関する事例ではないものの、複数の香水メーカーを展開する店舗などの広報PRの際に参考になりそうな事例です。

参考:“ファッションの伊勢丹”がトレンドの潮流にある香水市場の需要拡大に注目。伊勢丹新宿店本館1階のフレグランスゾーンを拡大し、リフレッシュオープン!

「香水の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「香水の日」は、フレグランスに注目が集まりやすい日です。香水の開発・販売に関わっている方や、アパレルやフレグランスを販売する企業の方にとっては特に、「香水の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「香水の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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