
討ち入りの日

11月22日は「人事戦略を考える日」。今回は「人事戦略を考える日」の意味や由来を解説します。
また、「人事戦略を考える日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、広報PRに活かしている企業の実例もご紹介。マーケティングネタを探している方、特に人事やコンサルティング事業に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
11月22日は「人事戦略を考える日」です。人材育成や社員教育といったコンサルティング事業などを手掛ける、株式会社アクティブ アンド カンパニーによって制定されました。
日付は、「より良い人事」を「よりい(1)い(1)じん(2)じ(2)」と読む語呂合わせが由来。人の働き方や活躍の仕方を再考し、今よりも良い人事のあり方を検討するよう促すことが、記念日制定の目的です。
同社は毎年11月22日に、「人事戦略を考える日」の記念イベントを実施しています。人材育成や社員研修は企業にとって重要な取り組みであるため、自社のプロジェクトについて発信したり、コンサルティング関連の事業展開のきっかけにしたりといった広報PR活動に役立つでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「人事戦略を考える日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「人事戦略を考える日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「人事戦略を考える日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「人事戦略を考える日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「人事戦略を考える日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「人事戦略を考える日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「人事戦略を考える日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「人事戦略を考える日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「人事戦略を考える日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
株式会社アクティブ アンド カンパニーは、「人事コンサルが解説!納得できる就活とキャリア」をテーマにしたイベント情報をプレスリリースで発表しました。2024年11月22日の「人事戦略を考える日」に合わせて実施するイベントプログラムです。
プレスリリースでは、本イベントの対象者やプログラムの内容とともに、自社が制定した記念日「人事戦略を考える日」についても紹介しています。イベントと記念日の日付を合わせたのはもちろん、開催日に先駆けたプレスリリース配信で認知拡大効果を高めた有用な広報PR事例といえるでしょう。
参考:人事コンサルが解説!納得できる就活とキャリア~人事“裏側”から就活やキャリアを解説します
株式会社Trustyyleは、コミュニティ「人事図書館」にて『図解採用入門』『人事のプロはこう動く』の出版合同イベントを開催したことをプレスリリースで発表しました。著者による内容紹介や対話形式のセッションを通じて、人事・採用領域の最新トピックを学べる企画です。
プレスリリースでは、イベント参加で得られる知識や対象者像を具体的に示し、読み手が参加を検討しやすい構成になっています。登壇者の経歴を丁寧に紹介し、内容への信頼感を高めているのも特徴です。記念日に直接関連する事例ではありませんが、人事戦略を学ぶ機会を提供する取り組みとして、「人事戦略を考える日」の切り口でも応用しやすい構成です。
参考:『図解採用入門』『人事のプロはこう動く』出版合同イベント!を開催|人事図書館
ワールド・モード・ホールディングス株式会社は、グループ企業の株式会社iDAが第3回人事交流会を開催したことをプレスリリースで発表しました。ファッション・ビューティ業界における採用課題の共有と、企業間ネットワークの活性化を目的とした交流会です。
プレスリリースでは、プログラム内容や当日の様子を写真とともに紹介し、どのような学びが得られたイベントだったのかが具体的に伝わる構成になっています。参加者の声も掲載され、実務に役立つ交流の場であったことが読み手に伝わります。記念日との関連はありませんが、人事・採用領域の取り組みを可視化する事例として参考になります。
11月22日の「人事戦略を考える日」は、企業の人材育成をはじめとする人事領域に注目が集まりやすい日です。社内制度の見直しを検討している方や、人事戦略に関するサービスを企画・展開する企業の方にとっては特に、「人事戦略を考える日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「人事戦略を考える日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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