PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
ピーターパンの日(12月27日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ピーターパンの日(12月27日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

12月27日は「ピーターパンの日」。今回は「ピーターパンの日」の意味や由来を解説します。

また、「ピーターパンの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に『ピーターパン』にまつわる作品・商品を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ピーターパンの日」の意味・由来とは?

12月27日は「ピーターパンの日」です。1904(明治37)年12月27日、イギリスの劇作家であるジェームス・バリーの童話劇『ピーターパン』が、世界ではじめて上演された出来事にちなんでいます

永遠に子どもとして生き続ける大人にならない登場人物たちが、おとぎの国「ネバーランド」で冒険をする物語。ロンドンでの初演後はアメリカのニューヨークでも上演され、大ヒットを成し遂げました。

さらに、1953(昭和28)年には、ウォルト・ディズニーが映画化して上映を開始。日本でもディズニー映画の人気作品のひとつとして、広く知られています。

「ピーターパンの日」に限定したイベントやキャンペーンは多くないものの、舞台や映画作品を紹介したり、登場キャラクターにちなんだグッズを販売したりといった広報事例に有用な記念日といえるでしょう。

「ピーターパンの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ピーターパンの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ピーターパンの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ピーターパンの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ピーターパンの日」を元に発信をする流れ

「ピーターパンの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ピーターパンの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ピーターパンの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ピーターパンの日」を広報PRに活かした事例

「ピーターパンの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ピーターパンの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ピーターパンの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.ミュージカル『ピーターパン』と折り紙サークルがコラボレーション

株式会社ホリプロは、2022年夏に上演されるブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』に関するニュースリリースを公開しました。メインビジュアルの解禁に加え、東京大学折り紙サークル「Orist」とのコラボレーションも発表。

2022年公演の会場となる東京国際フォーラムホールにて、折り紙サークルのメンバーが製作したピーターパンとフック船長を展示する取り組みです。さらに、会場ロビーでは、100円で参加できる折り紙教室も実施する予定。舞台を満喫するだけでなく、上演前後の時間の過ごし方にも配慮された魅力的なプロジェクトです。

参考:【チケット発売中】今夏7・8月上演、ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』メインビジュアル解禁&東京大学折り紙サークル[Orist]とのコラボレーションが決定!

事例2.『ピーターパン』の世界観を焼き菓子で表現

株式会社銀座コージーコーナーは、2022年4月22日から『ピーターパン』の世界観をモチーフにした商品を発売しました。物語に登場する3姉弟やピーターパンと、彼らが冒険する島の雰囲気をデザインしているのが魅力。

商品は3種類のラインナップを展開し、9つのプチケーキにデザインした「コレクション」や、時計台型のボックスの焼き菓子をアソートした「時計台ボックス」、空飛ぶシーンを描いたポーチに焼き菓子を詰め合わせた「焼菓子ポーチ」から選択可能。同社店舗の既存顧客はもちろん、『ピーターパン』が好きな人には特に販売促進を狙いやすい広報事例といえます。

参考:【銀座コージーコーナー】『ピーター・パン』の世界観をデザインしたプチケーキアソート&焼菓子ギフトが登場!

事例3.『ピーター・パン』をテーマにしたグルメフェアを開催

株式会社近鉄・都ホテルズが運営するシェラトン都ホテル大阪は、2023年5月1日~6月30日の期間中、「ピーター・パン フェア」を開催することをプレスリリースで発表。『ピーター・パン』をテーマにしたスイーツなどが楽しめるグルメフェアです。

プレスリリースのアイキャッチには、アフタヌーンティーのイメージカットを掲載。それぞれの概要にも、今回のグルメフェアで提供するメニューの画像をピックアップし世界観を伝えています。

「ピーターパンの日」に合わせた広報PR活動ではありませんが、作品のファンが多いフェアをプレスリリースで発信することで、さらなる認知拡大につながります。

参考:【シェラトン都ホテル大阪】ピーター・パンをテーマにしたスイーツなどが楽しめる「ピーター・パン フェア」開催

「ピーターパンの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

12月27日の「ピーターパンの日」は、ディズニー作品をはじめとする『ピーターパン』に注目が集まりやすい日です。映画・児童書籍を扱う企業の方や、ディズニー・ピクサーのキャラクターにちなんだ製品を販売する企業の方にとっては特に、「ピーターパンの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ピーターパンの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ