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理学療法の日(7月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日理学療法の日(7月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月17日は「理学療法の日」。今回は「理学療法の日」の意味や日付の由来を解説します。

また、「理学療法の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連する広報事例をご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に医療業界の方や、理学療法に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「理学療法の日」の意味・由来とは?

7月17日は「理学療法の日」です。1966年7月17日、有資格理学療法士110人が「日本理学療法士協会」を設立した出来事にちなんで、同協会が記念日として制定しました。

病気や高齢、障がいなどで運動機能が低下した人に対して、温熱や電気などさまざまな物理的手段で運動機能の維持・改善を目指すのが「理学療法(PT)」です。

理学療法士について認知・理解を深め、人々の健康に貢献することが「理学療法の日」のおもな目的。7月17日前後は「理学療法週間」に制定されており、同協会が全国各地でイベントやセミナーを開催しています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「理学療法の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「理学療法の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「理学療法の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「理学療法の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「理学療法の日」を元に発信をする流れ

「理学療法の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「理学療法の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「理学療法の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「理学療法の日」を広報PRに活かした事例

「理学療法の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「理学療法の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「理学療法の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.理学療法士監修のウィメンズヘルスケアブランドが始動

住宅事業を手掛ける株式会社HAPROTは、新たに立ち上げたウィメンズヘルスケア事業・ブランド「Welmap(ウェルマップ)」についてプレスリリースを配信しました。月経・産前産後・更年期の不調に対して、理学療法の観点から健康促進を目指すサービスです。

元産婦人科の理学療法士が監修する専門性を強みとしており、プレスリリースではイメージ写真を使いながらサービス詳細に触れています。「理学療法の日」のプレスリリースではありませんが、新サービスや新ブランドの認知拡大を図った広報PR施策の有用な参考事例です。

参考:【元産婦人科の理学療法士が監修】女性ならではの身体の不調を運動で解決!企業向けウィメンズヘルスケアサービス「Welmap(ウェルマップ)」を開始。

事例2.足指の使い方とひざ痛の関係を運動で学ぶセミナー

「かかりつけ理学療法士によるメンテナンススタジオ ReSET(リセット)」を運営するReSET株式会社は、セミナーの開催情報をプレスリリースで発表しました。40〜80代の女性を対象に、理学療法士が足指の使い方、ひざ痛などについて説くプログラムです。

こちらも「理学療法の日」にちなんだプレスリリースではありませんが、「セミナー開催の背景」で多くの人の悩みを取り上げたり、今後の展望を訴求したりといった内容がGOODポイント。一般人向けとメディア関係者向けの概要を明記し、幅広い層に情報を届けています。

参考:【人生100年時代の強い味方】名古屋で開催!沖縄出身の理学療法士が伝える足指の使い方とひざ痛の関係

事例3.会社員の姿勢を理学療法士が調査し、レポートを配信

企業向けフィジカルケアサービス「オフィストレッチ®️」の運営や店舗事業を手掛けるWell Body株式会社は、理学療法士による調査レポートを発表しました。2022年9月から2024年6月にかけて、20〜60代の男女410人を対象に行った自社調査です。

プレスリリースでは猫背・平背・反り腰と3つの姿勢タイプを紹介したうえで、その割合や健康リスクなどを解説。「理学療法の日」の事例ではないものの、「会社員の姿勢」というテーマで独自性を高めたプレスリリースが特徴的です。姿勢のイラストや結果のグラフを用いたビジュアルも丁寧に掲載し、認知拡大効果に寄与しています。

参考:会社員の姿勢で最も多いのは、猫背?理学療法士が、働く人たちの姿勢を3つのタイプで分類

「理学療法の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

7月17日の「理学療法の日」は、理学療法士の仕事や、国家試験に注目が集まりやすい日です。医療関係の企業の方や、理学療法士として働いている方にとっては特に、「理学療法の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「理学療法の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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