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豚の日(3月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日豚の日(3月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

3月1日は「豚の日」。今回は「豚の日」の意味や由来を解説します。

また、「豚の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品・飲食業界の方や、畜産に携わる企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「豚の日」の意味・由来とは?

3月1日は「豚の日」です。ブタへの感謝を込めて、エレン・スタンリーとメアリー・リン・レイブ姉妹が1972年に提唱されたといわれています。正当な豚の地位を認めることが目的です。

アメリカの各州で豚にちなんだグッズの展示や動物園での豚のショーなどが開催されているほか、豚肉料理を無料でふるまったりと、料理に関するイベントが行われることもあります。

世界では紀元前から豚が家畜化されており、日本においても江戸~明治にかけて豚肉を食べる文化が普及しました。「豚の日」は、歴史的にも人間とかかわりの深い存在である豚について考えるきっかけとなる記念日です。

「豚の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「豚の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「豚の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「豚の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「豚の日」を元に発信をする流れ

「豚の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「豚の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「豚の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「豚の日」を広報PRに活かした事例

「豚の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「豚の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

記念日に関した事例ではないものも、今後「豚の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.散歩体験も可能な「マイクロブタカフェ」の新店舗がオープン

マイクロブタカフェの運営などを行う株式会社pignicは、「pignic cafe」吉祥寺店のオープンをプレスリリースで発表しました。全部屋個室で豚と触れあえるほか、井の頭公園での散歩体験などが可能なマイクロブタカフェの新店舗です。

「豚の日」に関する配信ではありませんが、プレスリリースのタイトルに「日本初」とフックとなるワードを使用して、強みを効果的に訴求した点が参考になります。店舗での体験がイメージしやすいよう、ふれあいの様子をイラストや写真で掲載しているのもGOOD。豚がいる動物カフェなどは、記念日に合わせた施策を行ったり、プレスリリースを配信したりするのも一案です。

参考:【日本初※】リードでお散歩体験のできるマイクロブタカフェが吉祥寺エリアに新規オープン!

事例2.豪快肉量約180gの新メニューの豚丼を販売

丼チェーン「伝説のすた丼屋」「名物すた丼の店」を運営する株式会社アントワークスは、2024年1月9日より『豪快!すたみな厚切豚バラステーキ丼』の販売開始をプレスリリースで配信。肉量が約180gとボリューム満点の新商品です。

プレスリリースでは、豪快さがわかる肉の量感をタイトルで伝え、豚ステーキがどっしりとのったシズル感のある豚丼の写真と情報を載せた画像をアイキャッチに設定。冒頭でインパクトを与えているのがGOODです。販売に至った経緯を記してから丁寧に商品の魅力を紹介しているのも参考になるポイント。記念日に絡めた広報PRではありませんが、読み手の興味を引きつけるように構成された事例です。

参考:豪快肉量約180g!ジューシーな厚切り豚を焼き上げたガッツリニンニク×ボリュームの新商品登場!

事例3.名店の味を再現したレトルトシリーズより新商品が登場

食品製造加工や販売を行うハウス食品グループ本社株式会社は、『食べログ 百名店』に選ばれた店舗の味を再現する「選ばれし人気店」シリーズより新たに新商品を発売することをプレスリリースで配信。京都の丸太町にある「Cucina Italiana 東洞(クッチーナ イタリアーナ トウドウ)」監修の本格レトルトパスタソース「野菜のラグーと豚肉のアーリオ・オーリオ」を2024年2月12日から販売開始します。

プレスリリースのタイトルにはシリーズ累計売上個数を明記し、人気シリーズであることをアピール。新商品の特徴を載せた後に展開する開発ストーリーでは、「きっかけ・ターゲット」「苦労した点」「一押しポイント」の3点を取り上げて紹介した構成も情報が整理されておりGOODです。記念日に直接関連してはいないものの、太字や下線を用いて読み手に伝わりやすいよう工夫された装飾が参考になる好事例です。

参考:「野菜のラグーと豚肉のアーリオ・オーリオ」2月12日に新発売 シリーズ累計売上約3,400万個!『食べログ 百名店』のこだわりの味を再現した「選ばれし人気店」シリーズに新ラインアップ

「豚の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「豚の日」は、豚に注目が集まり、豚肉料理や養豚・畜産を想起させるきっかけにもなる日です。

飲食・食品業界の方や、畜産業に携わる企業の方にとっては特に、「豚の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「豚の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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