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おまわりさんの日(6月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日おまわりさんの日(6月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

6月17日は「おまわりさんの日」です。今回は、「おまわりさんの日」の意味や由来について解説します。

また、警察官に関連した参考となる広報PRの事例をいくつかご紹介。公務員採用を行っている県の担当者や警察官を含む公務員や、さまざまな職業に関する調査を行っている企業は、ぜひチェックしてみてください。

「おまわりさんの日」の意味・由来とは?

6月17日は「おまわりさんの日」です。1874年6月17日に日本で初めて巡査制度が導入されたのと同時に、警察官という職業が生まれたことに由来しています。

「おまわりさんの日」は独自の記念日。当日は特別なイベントはほとんど開催されていません。

「おまわりさんの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「おまわりさんの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「おまわりさんの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「おまわりさんの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「おまわりさんの日」を元に発信をする流れ

「おまわりさんの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「おまわりさんの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「おまわりさんの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「おまわりさんの日」を広報PRに活かした事例

「おまわりさんの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「おまわりさんの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップ。将来なりたい職業や採用説明会、公務員などのおまわりさんに関連しそうな広報PRを紹介します。

事例1.愛知県警察との共同企画におけるレポートを配信

特殊詐欺被害を防止するために全国で活動する「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」プロジェクトチーム(SOS47)は、愛知県警察との共同企画についてプレスリリースを配信しました。SKE48メンバー4人の音声による啓発メッセージを活用したプロジェクトで、プレスリリースでは出発式の様子を紹介しています。

特殊詐欺の前兆電話、特殊詐欺被害防止など、4つの啓発メッセージをピックアップ。出発式の写真も掲載したのがGOODです。「おまわりさんの日」の広報PRではありませんが、プレスリリース配信によって認知拡大効果を高めた好事例といえるでしょう。

参考:特別防犯支援官のSKE48メンバー4名の啓発メッセージを活用したヘリコプターからの特殊詐欺被害防止広報を開始

事例2.産学官連携活動のキックオフミーティングの様子を紹介

一般社団法人・日本自動車連盟(JAF)の愛知支部は、県内の高校と一般財団法人・愛知県交通安全協会との産学官連携活動についてプレスリリースを配信しました。交通安全啓発の一環として「交通安全啓発のぼり旗」を制作するプロジェクトです。

プレスリリースでは、活動に参加する3校とのキックオフミーティングの様子を紹介しています。各項のオンラインミーティングの写真やスケジュールのほか、前年の実施の様子も掲載。「おまわりさんの日」とは異なる事例ですが、学校との共同企画ならではの独自性をアピールしたのが魅力的なプレスリリースです。

参考:【JAF愛知】今年もアートで交通安全啓発!美術部の高校生がのぼり旗をデザインします

事例3.地元の警察署とコラボしたオリジナルデザインの商品を発売

兵庫県神戸市で菓子製造や和菓子の販売などを手掛ける「手焼き煎餅 えみり堂」は、期間限定商品「交通安全 瓦せんべい」のプレスリリースを配信しました。地元の兵庫警察署とタッグを組み、「交通安全」の文字と白バイ隊員をデザインしたコラボレーション商品です。

こちらも「おまわりさんの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、地域ならではの商品をオリジナルコラボ企画にうまく活かしています。コラボに至った背景を詳しく記載し、関連商品の紹介につなげた構成もGOODな広報PR事例です。

参考:地元神戸のせんべい屋が兵庫警察署とコラボ 『交通安全 瓦せんべい』を限定販売

「おまわりさんの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「おまわりさんの日」は、警察官という職業に関する広報PRのきっかけに活かせる記念日です。それ以外には、公務員に掛け合わせて広報PRを行うのもおすすめ。特に昨今ではエッセンシャルワーカーへの関心が高まっているので、有益な情報や採用情報などは常にチェックされている傾向があります。より多くの方に効果的に情報を届けるため、「おまわりさんの日」を活かした広報PRをぜひ検討してみてください。

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