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未病の日(3月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日未病の日(3月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月20日は「未病の日」。今回は「未病の日」の意味や由来を解説します。

また、「未病の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報PR事例をご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にヘルスケア業界の方や、未病対策に役立つ商品・サービスを扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「未病の日」の意味・由来とは?

3月20日は「未病の日」です。2017年、コーヒーや茶類の通信販売事業を展開する、株式会社ブルックスホールディングスによって制定されました。

日付は、「み(3)びょう(20)」と読む語呂合わせが由来。3月20日は「春分の日」となることが多く、また体調を崩しやすい季節の変わり目であることも由来のひとつです。

未病改善に取り組む神奈川県と同社が連携して運営する「未病バレービオトピア」を、多くの人に認知してもらうことを制定の目的としています。

なお未病とは、「発病には至らないものの、体調がすぐれない(健康から遠ざかっている)」という状態。同社はこれまでにも、未病ドリンクを配布する試飲イベントやヨガ体験など、「未病の日」にちなんだ広報PR活動を実施してきました。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「未病の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「未病の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「未病の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「未病の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「未病の日」を元に発信をする流れ

「未病の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「未病の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「未病の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「未病の日」を広報PRに活かした事例

「未病の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「未病の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「未病の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.食・運動・癒し・計測を体験する「未病の日」イベント

株式会社ブルックスホールディングスは、2024年3月20日の「未病の日」に合わせてイベントの開催を決定しました。ビオトピアのコンセプトである食・運動・癒しに「計測」を加え、4つのカテゴリでコンテンツを展開するプロジェクトです。

今の未病状態を計測して数値的にとらえ、自身の健康を意識できることを強みとしています。プレスリリースでは、過去の開催の様子がわかる写真を掲載し、4つのカテゴリに分けて紹介したのがGOODポイント。開催の約1ヵ月前にプレスリリースを配信することで、メディア関係者の目にも留まりやすくなっています。

参考:国際me-byoフェスタ 未病の日2024 春の健康イベント2024年3月20日(水・祝)開催

事例2.未病改善に向けたイベントレポートをプレスリリースで紹介

東京ガス株式会社は、東京ガス横浜ショールームにて「みんなで腸活&未病改善!」と題したイベントを開催しました。神奈川県が取り組む「かながわ未病改善宣言」に賛同し、「ME-BYOスタイルアンバサダー」の一員として展開している企画です。

今回のプレスリリースでは、未病改善レシピの料理教室の様子や、東京ガス食情報センターが実施した講義の様子などを写真で紹介。参加者の声もピックアップし、企業としての取り組みやメリットを積極的にアピールしたのがGOODです。「未病の日」の事例ではありませんが、記念日に関連するイベント情報やレポートを発信する際の参考になる広報PR施策といえます。

参考:未病をテーマとした食育&運動イベント「みんなで腸活&未病改善!」を開催

事例3.未病・予防にまつわる無料シンポジウムを開催

一般社団法人・スマートヘルスケア協会(SHCA)は、「SHCAシンポジウム2024」の開催情報をプレスリリースで発表しました。未病・予防に興味がある医療介護従事者や教職員・学生などさまざまな人を対象としたシンポジウムです。

開催日やシンポジウムのテーマに加え、無料で参加できることがわかるタイトルがGOODポイント。プレスリリースの本文では、開催概要欄に会場や対象者についての言及もあります。「未病の日」の広報PRではないものの、幅広い層に向けた取り組みを知ってもらうきっかけになる好事例です。

参考:【無料】未病・予防を薬局 & 企業・行政で実現!「SHCAシンポジウム2024」(3/2(土)開催)

「未病の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月20日の「未病の日」は、ヘルスケアに注目が集まり、未病予防や健康促進といった取り組みを想起させるきっかけになる日です。各種病気の予防にまつわるサービスを展開する企業の方や、未病予防に関する企画を検討している方にとっては特に、「未病の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「未病の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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