
しらすの日
5月31日は「総理府設置記念日」。今回は「総理府設置記念日」の意味や由来を解説します。
また、「総理府設置記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
5月31日は「総理府設置記念日」です。1949年5月31日に総理府が設置されたことから、現在でも記念日とされています。総理府は、行政機関の総合調整を行ったり、施策を実施したりする組織。総理府設置のあと、2001年に内閣府に統合されました。
「総理府設置記念日」に特化した広報PRは少ないものの、当時の外局には公正取引委員会・防衛庁・環境庁といった機関が置かれていたため、各機関にちなんだ広報PRを考案しても良いでしょう。
「総理府設置記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「総理府設置記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「総理府設置記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「総理府設置記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「総理府設置記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「総理府設置記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「総理府設置記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「総理府設置記念日」に関するイベントなどを検討する際の参考になるように、内閣府に関する広報PR活動を紹介します。
内閣府の孤独・孤立対策推進室で実施するイベントについてプレスリリースを配信しました。2024年が初の本格実施となる、5月の「孤独・孤立対策強化月間」に合わせた特設メタバースイベントです。
孤独・孤立の問題を抱える当事者やその周りの人、団体に向けた取り組みで、「つながりサポーター」の養成講座やNPO法人紹介動画の展示といったプログラムを展開。「総理府設置記念日」の事例ではありませんが、プレスリリース配信によってメディア関係者など多くの人へ認知を拡大しています。
参考:5月は孤独・孤立対策強化月間。特設メタバース「ぷらっとば~す」にて啓発イベントを開催中。
400以上の地方自治体と連携し支援活動を行う一般社団法人・公民連携推進機構は、「地方創生におけるDX・教育の重要性」と題したセミナーの実施を発表しました。内閣府の経済産業省と連携し、セミナーと懇親会を開催する取り組みです。
プレスリリースでは、セミナー内容や日時・会場・参加費など基本情報がわかるよう1枚の画像にまとめられているのがGOODポイント。「昨年の発足セミナーでは450名以上が参加」といった実績も明記しています。
参考:内閣府・経済産業省と連携した「地方創生におけるDX・教育の重要性」セミナーを開催
障害者・療養者・高齢者の孤独の解消を目指して活動する特定非営利活動法人・バーチャルフォトウォークは、インタビュー記事が内閣府ホームで紹介されたことをお知らせしました。「孤独・孤立に資する官民・民民連携による特色ある取組の推進」の事例のひとつとして取り上げられています。
プレスリリースでは複数の見出しを設け、創立者のコメントや団体の目標・展望などを詳しく掲載したのがGOOD。こちらも「総理府設置記念日」の事例ではありませんが、内閣府に関わる広報PR施策や、自社・団体の実績を示すプレスリリース事例として参考になります。
参考:内閣府ホーム「孤独・孤立に資する官民・民民連携による特色ある取組の推進」にて紹介
「総理府設置記念日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。広報PR活動として「総理府設置記念日」を取り上げるのが困難な場合は、内閣府に関するニュースリリースを発信したり、イベント情報と絡めたりするとよいでしょう。
また、「総理府設置記念日」にちなんだ調査リリースを発信するのも一案です。
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