
心の介護に向き合う日
6月19日は「プログラミング教育の日」。今回は「プログラミング教育の日」の意味や由来を解説します。
また、「プログラミング教育の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に教育業界の方や、プログラミングに関する商材を扱う企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
6月19日は「プログラミング教育の日」です。プログラミング教材の開発や、プログラミング教室の運営などを手掛ける株式会社ロジカ・エデュケーションによって制定されました。
6と19で「ロ(6)ジッ(10)ク(9)」の語呂合わせとなっており、プログラミング教育が論理的思考を鍛えることに効果的であることから、論理を意味する「logic(ロジック)」とかけています。
近年、プログラミング教育の必修化や共通テストが新設されるなど、プログラミング教育が重視される傾向にあります。
「プログラミング教育の日」はこうした世の中の潮流を受けて、プログラミング教育がより普及されることを目的に制定されました。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されています。
プログラミング教育の日は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、プログラミング教育の日に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。プログラミング教育の日をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
プログラミング教育の日をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.プログラミング教育の日の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「プログラミング教育の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「プログラミング教育の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「プログラミング教育の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「プログラミング教育の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
Webエンジニア育成スクール「RUNTEQ」を運営する株式会社スタートアップテクノロジーは、提供するカリキュラムの一部アップデート実施をプレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは、アップデートに至った背景について記載。アップデート内容である「導入STEP」の新設と「RUNTEQ Books」の提供について詳しく解説しています。記念日に関するものではないものの、学習の流れを図にしたり、学習画面のキャプチャを入れ込んだりと、読み手がわかりやすいように工夫された参考事例です。
参考:プログラミングスクール『RUNTEQ』が一部カリキュラムをアップデート!「導入STEP」の新設・「RUNTEQ Books」の提供開始
時刻表や鉄道関連書籍・新書・児童書などを発行する株式会社交通新聞社は、『でんしゃでおぼえる! はじめてのプログラミング』の発売をプレスリリースで配信しました。
プレスリリースでは、本書を制作することになった背景を記載。実際に本書のページキャプチャを入れ込み、具体的な内容を紹介しています。記念日にちなんだ事例ではないものの、「でんしゃ」と「プログラミング」という意外性のある組み合わせが、読み手の関心を引くフックとなりGOOD。鉄道関連の出版社ならではのプレスリリースとなっています。
参考:鉄道×プログラミング学習『でんしゃでおぼえる! はじめてのプログラミング』発売
ドローンショーを企画・運営する株式会社レッドクリフは、教育用プログラミングドローン「Hula(フラ)」の販売・予約開始を告知。実機の展示を「Japan Drone 2024」で行うことをプレスリリースで発表しました。
「プログラミング教育の日」に関するプレスリリースではありませんが、「Hula」について詳しく解説を、テキストだけでなく、紹介ムービーを入れ、読み手の訴求を高めているところがGOODポイント。「購入申し込み&問い合わせフォーム」のリンクを2ヵ所配置するだけでなく、QRコードを掲載するなど、購入導線の工夫も参考になる事例です。
参考:レッドクリフ、教育用プログラミングドローン「Hula(フラ)」を7月1日より販売開始
プログラミングスクールなどを運営する株式会社SAMURAIは、プログラミング学習者の疑問を解決するQ&A掲示板『AI先生』に使用しているAI技術を「GPT-4 Turbo」から最新モデルである「GPT-4o」にアップグレードしたことをプレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは、アップグレード内容とユーザーが得るメリットについて言及。シンプルな構成ですが、「GPT-4o」というトレンドキーワードをフックとしたタイトルがGOODです。記念日に絡めた事例ではありませんが、いち早く最新技術をサービスに入れ込み、時流に沿った配信タイミングが参考になる広報PR事例といえるでしょう。
参考:圧倒的な回答速度のプログラミング専用Q&A掲示板『AI先生』が、最新モデル「GPT-4o」にアップグレード
「プログラミング教育の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。
6月19日の「プログラミング教育の日」は、プログラミングやプログラミング教育に注目が集まりやすい日です。プログラミング教育に関するコンテンツを扱う企業の方や、プログラミング開発などを行う企業の方にとっては特に、「プログラミング教育の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
今回ご紹介した事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「プログラミング教育の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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