PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
銭湯の日(10月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日銭湯の日(10月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月10日は「銭湯の日」。今回は「銭湯の日」の意味や由来を解説します。

また、「銭湯の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に銭湯や温浴施設を運営する企業の方や旅行業界の方は参考にしてみてください。

「銭湯の日」の意味・由来とは?

10月10日は「銭湯の日」です。1991年に東京都公衆浴場業生活衛生同業組合によって制定されました。

スポーツで汗をかいたあとに入浴すると健康促進につながることから、1964年に開催された東京オリンピックの開幕日である10月10日を記念日としました。「銭湯(せんとう=1010)」の語呂合わせも由来のひとつです。

新施設オープンや銭湯でのイベント、キャンペーン開催などの情報発信を行う際の広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「銭湯の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「銭湯の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「銭湯の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「銭湯の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「銭湯の日」を元に発信をする流れ

「銭湯の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「銭湯の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「銭湯の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「銭湯の日」を広報PRに活かした事例

「銭湯の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「銭湯の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「銭湯の日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「銭湯の日」にちなんで「銭湯」に関する調査リリースを配信

Z世代マーケティングをはじめ、トータルソリューションを提供する株式会社アイ・エヌ・ジーは、10月10日の「銭湯の日」にちなんで、「銭湯」に関するアンケート調査を実施。高校生100人を対象にした調査結果をプレスリリース配信しました。

今回の調査結果から、高校生の銭湯の利用経験者は約9割ということがわかりました。調査リリースでは、結果をテキストとグラフで伝えるだけでなく、ひと目で結果がわかる画像として載せているのがGOOD。記念日を活用した好事例です。

参考:【10月10日は銭湯の日】イマドキ高校生の銭湯利用経験はなんと約9割!今月のネクストトレンド「10円パン」とは…?

事例2.規格外の梨を有効活用した「梨風呂」を期間限定で開催

株式会社温泉道場が運営する日帰り温泉「昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉」は、2023年8月18日から27日に東松山産の梨を使用した「梨風呂」を開催することをプレスリリースで発表。傷がついて出荷できなくなった規格外の梨と乾燥させた梨の葉を有効活用するといった内容です。

取り組み内容がパッと見てわかるプレスリリースのタイトルがGOOD。本文では梨風呂の概要に加えて、食堂での梨メニューの提供や梨狩り体験についても紹介しています。記念日に直接関連した広報PRではありませんが、既存客だけでなく潜在顧客への来店促進意欲も高めた事例といえるでしょう。

参考:昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉にて「梨風呂」を実施。埼玉県東松山産の規格外の梨を有効活用します

事例3.クラフトコーラと銭湯・サウナがコラボレーションした「コーラ風呂」を開催

クラフトコーラ専門メーカーの伊良コーラは、5都府県29施設の銭湯・サウナとコラボレーションしたイベント「イヨシの湯」を2023年4月7日より順次開催することをプレスリリースで発表。伊良コーラを製造するときにでるコーラ粕と、今回のために調合した入浴料を使ったクラフトコーラ風呂が体験できるイベントです。

スパイス、柑橘、生薬など自然由来の素材を使用しており、スパイシーな味わいが特徴の伊良コーラ。プレスリリースでは、伊良コーラ風呂の魅力が伝わる画像と詳細を紹介。同時に、開催記念のプレゼントキャンペーンについても告知をしています。

「銭湯の日」に絡めたプレスリリースではありませんが、銭湯に関するイベントを発信する際の参考になる事例です。

参考:クラフトコーラメーカーによる本格的なコーラ風呂が体験できる「イヨシの湯」を 4月7日(金)から開催!

「銭湯の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月10日の「銭湯の日」は、温浴施設の中でも特に銭湯に注目が集まるきっかけになる日です。

銭湯の運営に携わる企業の方や、銭湯に関する情報発信を行う方にとっては特に、「銭湯の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「銭湯の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ