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ラジオ本放送の日(7月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ラジオ本放送の日(7月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月12日は「ラジオ本放送の日」。今回は「ラジオ本放送の日」の意味や日付の由来を解説します。

また、「ラジオ本放送の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に放送業界の方や、ラジオ放送に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ラジオ本放送の日」の意味・由来とは?

7月12日は「ラジオ本放送の日」です。1925(大正14)年の7月12日、東京放送局(現:NHKラジオ第一放送)がはじめてラジオの本放送を開始したことから、記念日として制定されました。

日本ではじめてラジオが放送されたのは、1925年3月22日。当初は必要な設備が十分に揃っていない状況であったため、仮放送(試験放送)というかたちで実施されました。その後、本格的なラジオ放送として本放送をスタートしたのが、7月12日の出来事です。

「ラジオ本放送の日」に特化したイベント・キャンペーンは少ないものの、日本人にとって馴染み深いコンテンツであることから、ラジオにまつわる広報PRを多数考案できるでしょう。

「ラジオ本放送の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ラジオ本放送の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ラジオ本放送の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ラジオ本放送の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ラジオ本放送の日」を元に発信をする流れ

「ラジオ本放送の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ラジオ本放送の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ラジオ本放送の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ラジオ本放送の日」を広報PRに活かした事例

「ラジオ本放送の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ラジオ本放送の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ラジオ本放送の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.eスポーツに関するラジオ番組の内容を一新

eスポーツ施設を総合プロデュースする株式会社PCCSが制作するラジオ番組「esports land Radio」は、2023年7月より番組内容を一新することをプレスリリースで発表しました。

新たにパーソナリティを3人加え、3年目の節目としてラジオを再スタート。プレスリリースには、eスポーツの楽しさを多くの人に届けるラジオとしての番組のコンセプトや7月以降の放送について掲載しています。パーソナリティの情報を写真付きで紹介している点がわかりやすくGOOD。

この事例は記念日にちなんだものではありませんが、ラジオに関する情報発信の際の参考事例になるのではないでしょうか。

参考:「esports land Radio」が3年目を節目として2023年7月より更にeスポーツの楽しさをより多くの人にお届けするラジオとして再スタートをします!

事例2.緊急情報を伝える防災・防犯ラジオ付き自動販売機を設置

全国のコミュニティFM局に向けて専用番組を配信している株式会社ミュージックバードは、自動販売機からの音声で緊急情報を伝える「防災・防犯ラジオ付き自動販売機」を広島県に初めて設置したことをプレスリリースで発表しました。今後起こりうる災害に備え、市民にいち早く情報を伝えられるようにと地域のFM局と連携して実施。プレスリリースでは、画像を用いて自動販売機の詳細について紹介しています。また、設置によりどのような緊急情報を得られるのかをイラストで説明し理解を促している点もGOOD。

「ラジオ本放送の日」にちなんだ発信ではないものの、ラジオに関して広報PR活動をする際のヒントになる事例といえます。

参考:【災害時に活躍!】緊急地震速報などが流れる街中の「防災ラジオ付き自動販売機」広島県1号機設置

事例3.音楽とアートのイベントでラジオブース出展を発表

ラジオ局J-WAVEは、横浜赤レンガ地区野外特設会場で行う音楽とアートのイベント「GREENROOM FESTIVAL’23」に出展。公開生放送や公開収録を行うことをプレスリリースで発表しました。

イベントでは、J-WAVEの放送ブース内に実際に入り、フォトスポットとして撮影を楽しめるほか、ブース内には、伝説的なロックバンドとして知られるThe Beach Boysのサイン入りサーフボードも展示。プレスリリースには、イベント情報に加え番組公開生放送・公開収録の詳細を画像とともに紹介しています。「ラジオ本放送の日」に関する事例ではないものの、公開収録などの情報発信の際に参考になるプレスリリースです。

参考:J-WAVE、「GREENROOM FESTIVAL’23」でラジオブースを出展! 現地で公開収録

「ラジオ本放送の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

7月12日の「ラジオ本放送の日」は、代表的なラジオ放送局だけでなく、音声配信サービスなどにも注目が集まりやすい日です。放送業界の方や、音声配信を企画・提供している方にとっては特に、「ラジオ本放送の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ラジオ本放送の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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