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虹の日(7月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日虹の日(7月16日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月16日は「虹の日」。今回は「虹の日」の意味や、日付の由来を解説します。

また、「虹の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に取り入れている広報PRや関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に虹・レインボーにまつわる商材を扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「虹の日」の意味・由来とは?

7月16日は「虹の日」です。2008年、デザイナーとして活動する山内康弘氏によって制定されました。

日付は、「なな(7)いろ(16)」と読める語呂合わせから。また、梅雨明けの時期で虹が出現しやすいことも由来のひとつです。「虹の日」をきっかけに、人と人や自然が、虹のように結びつくよう願いが込められています。

過去の「虹の日」には、山内康弘氏が主催となり、記念日のキックオフイベントや音楽イベントを開催。クリエイティブな活動を中心に、さまざまなプロジェクトを実施しています。

商材カテゴリが限定されない記念日であるため、虹・レインボーといった言葉をきっかけに、多種多様な広報PR活動を発案できるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「虹の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「虹の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「虹の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「虹の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「虹の日」を元に発信をする流れ

「虹の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「虹の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「虹の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「虹の日」を広報PRに活かした事例

「虹の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「虹の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「虹の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.レインボーのカクテルとケーキを期間限定で販売

エイ・エイ・ピー・シー・ジャパン株式会社 アコーホテルズジャパンが運営するホテル「プルマン東京田町」は、6色の虹色に願いを込めた「レインボーカクテル」と「レインボーケーキ」を6月22日~28日の機関に限定販売することをプレスリリースで発表しました。性的マイノリティを表すLGBTQ+の権利についての啓発を促す活動であるプライド月間に合わせた企画です。

プレスリリースには、6色のカラフルな限定商品の画像とともに、プライド月間のシンボルとされる6色のレインボーカラーについての意味を記載。カラフルな限定商品には、それぞれの願いも込められています。レインボーカラーを使った限定商品などの画像の使い方、企画などは、今後、「虹の日」に広報PR活動を考える際の参考になる事例ではないでしょうか。

参考:【プルマン東京田町】虹色の願いを込めたカラフルな「レインボーカクテル」&「レインボーケーキ」が限定登場!

事例2.今年も登場!レインボーカラーの「かたつむりロリポップ」の販売を開始

株式会社PAPABUBBLE JAPANが運営するキャンディショップ「PAPABUBBLE(パパブブレ)」は、「雨」と「あめ」をかけた「あめミックス」と虹をイメージした「かたつむりロリポップ」の販売についてプレスリリース配信しました。

プレスリリースでは、「あめミックス」と「かたつむりロリポップ」の詳細を紹介しています。カラフルなキャンディが映える画像の構成がGOOD。また、「あめ(飴)」と「雨」の時期をかけたタイトルなどの表現は目を引きます。記念日にちなんだ広報PRではありませんが、虹色の商品展開の際のヒントになる好事例です。

参考:梅雨の「雨」の日を“ワクワク”に変える、爽やか&カラフルな「あめ」シリーズ

事例3.「虹が出る入浴剤」から子どもに人気のモチーフが登場

モノづくりを展開する株式会社ドリームズは、SNSなどで話題を集める虹が出る入浴剤の新シリーズとして、「Rainbomb Mini -Kids-(レインボム ミニ – キッズ -)」を新発売。子どもから人気のアヒル、カエル、ボートをモチーフにした3種類を新たに展開。それぞれ違った香りや色を楽しめます。

プレスリリースでは、入浴剤を湯船に浮かべた画像に加えて、溶けていく様子がわかるYouTube動画を掲載。一つひとつの商品についてもカラフルでかわいい画像を使用しながら特徴を伝えています。

この事例は記念日に関したものではありませんが、「虹の日」と絡めたプレスリリースを作成する際に、虹色の商品画像使いなど真似をしたくなる要素が盛りだくさんの事例です。

参考:SNSや各種メディアで話題の“虹が出る入浴剤”に、子どもに大人気のモチーフが新登場!『Rainbomb Mini -Kids-(レインボム ミニ -キッズ-)』が発売。

「虹の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

7月16日の「虹の日」は、初夏の景色や、虹にちなんだ商品・サービスに注目を集めやすい日です。特定の商材にこだわらず、「虹」の言葉に着目することで、「虹の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

また、虹を連想させる写真や映像を活用し、SNSで発信するのも一案です。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「虹の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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