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雨水の日(8月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日雨水の日(8月6日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

8月6日は「雨水の日」。今回は「雨水の日」の意味や、日付の由来を解説します。

また、「雨水の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に天気や雨水に関わる事業を行っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「雨水の日」の意味・由来とは?

8月6日は「雨水の日」です。1995年、都市と雨の共生を目指して、東京都墨田区によって制定されました。

日付は、1994年8月6日に世界ではじめて雨水利用国際会議が開催された出来事が由来です。東京都の墨田区役所や江戸東京博物館、両国国技館といった公共施設では、雨水を有効活用しています。

全国規模のイベントは少ないものの、雨水に着目した広報PR活動に活かせるでしょう。商品やサービスの販売促進だけでなく、調査リリースで情報を発信するのも一案です。

「雨水の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「雨水の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「雨水の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「雨水の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「雨水の日」を元に発信をする流れ

「雨水の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「雨水の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「雨水の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「雨水の日」を広報PRに活かした事例

「雨水の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。8月6日に限定せず、雨水を切り口に企画を考えるのもおすすめです。

ここからは「雨水の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。雨水にちなんだプレスリリースは、今後「雨水の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.雨水を生活水にしている人を対象に、参加賞付きでレポートコンクールを実施

電気・ガス業を展開する株式会社TOKAIは2022年、雨水活用レポートコンクールを開催しました。雨水を生活水として活用している人を対象に、その理由や改善点といった情報を収集するための取り組みです。

未来の暮らしのヒントになるようなレポートを審査し、最大30万円の賞金や、QUOカードといった参加賞も準備。記念日に関する企画ではありませんが、自社の事業と、雨水との関係性をうまく活用した広報PR事例といえます。

参考:【最高賞金30万円】 第1回 雨水活用レポートコンクール「雨をおうちの水にしちゃった!」開催のお知らせ

事例2.災害時にも安心な飲み水を確保できる防災必需品を販売

輸入販売を手掛ける株式会社エクストレイズは、災害時やアウトドアなどあらゆるシーンで安心な飲み水を確保できる手のひらサイズの小型ポータブル浄水器についてプレスリリースを発表。新商品はクラウドファンディングサイトmachi-yaにて販売しています。

プレスリリースでは、小型携帯浄水器の特徴を紹介。雨水、川や沢の水がろ過される様子や頑丈さが伝わるように動きが見えるGIF画像を掲載しているのがGOODです。

「雨水の日」にちなんだ広報PRではありませんが、多くの画像を用いて雨水を活用できる商品の詳細がわかりやすくまとめられた参考事例です。

参考:【新商品】災害・アウトドア・海外への携帯に大活躍! スマホサイズの頑丈&軽量・小型ポータブル浄水器 2024年7月6日より machi-ya にてクラウドファンディング実施中!

事例3.生物多様性の保全・持続可能な社会の実現に向け森林整備に関する協定を締結

サントリーホールディングス株式会社は、2003年から開始した森林整備活動「サントリー天然水の森」の拡大のため、栃木県および栃木市と協定締結したことをプレスリリースで発表。多彩な分野の専門家と連携しながら、豊かな土壌をつくり、雨水がその土壌に保水・浸透することで良質な地下水を育む水源涵養を目指しています。

プレスリリースでは、協定締結の目的やサントリーが考えるサスティナビリティ経営の想いを記載。記念日に関する発信ではありませんが、持続可能な社会の実現に向けて挑戦を続ける前向きな企業姿勢が広く認知されるきっかけとなり、イメージアップにもつながった好事例といえるでしょう。

参考:「サントリー 天然水の森 栃木」の森林整備に関する協定締結

「雨水の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「雨水の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

8月6日の「雨水の日」に限定した広報PRは難しいものの、雨水の利用状況や雨漏りなど、雨に着目すると企画も考えやすくなります。「雨水の日」にちなんで、梅雨・夏の時期のアンケートを実施し、調査リリースとして発表しても良いでしょう。

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